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2009年3月21日 (土)

コミュニケーション(2)

前回はコミュニケーションの意味と手段について書きましたが、今回はコミュニケーションを取る際に知っておくと便利な「会話」のテクニック編です。以前に「あいさつ」について書きましたが、「明るく、いつでも、自分から先に」は大切なコミュニケーションの第一歩。以下はその続編でもあります。

アイコンタクトを必ずとりましょう
会話をする時には必ず相手の目を見て!です。当たり前のことですが、これが意外と出来ていない場面がありませんか。松坂投手が高校生のとき、インタビューに訪れた柴田倫世アナウンサー(現夫人)から「人と話をするときは、相手の目を見ること。でないと失礼ですよ」と諭された話はご存知ですか。

「人のふり見てわがふり直せ」の精神で
職場で部下にあいさつされてもパソコンを打ちながら、書類を見ながら、声だけであいさつを返す上司に親近感は持てません。そのうち、どうせ見てないのだから誰が通ったか分からないだろうと、次第に皆があいさつをしなくなり、いつの間にか職場のモラルが低下してしまうケースがよくあります。

悪い雰囲気も“あいさつ”を続ければ・・・
実際に、職場であいさつする人が少なくなっているようです。しかし、あいさつしてもね…と、みずから止めてしまっては悪循環で、気持ち良い職場の雰囲気を取り戻すことはできません。あいさつと同時に明るく話しかけるなどの工夫をし、努力を継続することをお勧めいたします。そうすればいつかきっと…。

会話をるすときは聞き上手になりましょう
昔からよく“聞き上手は話し上手”といいます。話を聞いて、共感したことには、大きくうなずき、あいづちを打ちましょう。そして質問するなり、自身の話に繋いでゆくようにしましょう。会話はキャッチボールです。相手が投げてきたボールをきちんと受け取る。それから投げ返す。その繰り返しがポイントです。

以前読んだ書籍からの引用です
「優秀な販売員は、2つの耳と1つの口を持って生まれてきた意味を忘れない。自分が話す分の2倍、相手の話を聞くように常に心がけている。」
これは以前読んだマーケティングの本に書いてあったメモからの引用です。上記の趣旨に合致しますので参考までに紹介してみました。

会話は名前を呼びかけることからはじめましょう
そして、会話をするときには、相手の名前をたくさん呼びかけてあげてください。「○○さん、おはよう」「○○さん、昨日は何をしていたの?」。名前を呼びかけることからはじめましょう。人は名前を呼ばれると親近感がわきます。親近感がわくと、今度は心を開きやすくなるといわれています。

そこのあなた、と言われるよりも○○さん、と言われたほうが気持ちがいいですよね。私もそこの~と言われるより山本さんと言われるほうが大変うれしいです。皆さんも是非名前をたくさん呼びかけて会話を弾ませてください。
次回はメディアから、別の視点でコミュニケーションに関する話題を取り上げ番外編を書きます。

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