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2010年5月 8日 (土)

身だしなみについて②

私の研修テキストには、ところどころに花の絵をちりばめています。一部に、講師の年格好(失礼な! でも、そう言われてしかたないかも…)からすると少女趣味的ではとのご意見もあるようですが、ご批評に甘んじ、なおそのようにすることには〝私なりの意図〟がございます。今回取り上げている「SG大阪バラエティライブ」の研修の場では、時間の関係でこれもご披露できませんでしたので、この場を借りて、説明させていただきます。

「エチケット」の語源は?
日常、よく使われる言葉ですが、みなさんはこの語源をご存知でしたでしょうか。以前読んだ本にあったものをメモしておきましたので紹介します。
「昔、フランスのべルサイユ宮殿の庭に、ある美しい花園があった。この花園は、宮人たちの疲れた心をいやすために作られたものである。ある時、この花園に心ない者たちが入り、美しく咲き匂う花を踏みにじってしまった。そこで番人が『立ち入り禁止』の立札を立てた。この立札のことを、フランス語でエチケットといい、後にこれが転じて『心の花園を荒らすな』という意味に用いられた、という。」

私はその後(2008年)、研修講師として独立しましたが、教育を担当する立場に身を置く者の心構えとして、この言葉を大切にしていきたいと思い、また、自身の初心を忘れないように、(受講生の方には目障りかもしれませんが)テキストの一部を花で装うようにしております。さて前置きはこのくらいにして、次は、肝心なメインテーマ「身だしなみ」に関する『影響力の武器』より、その2です。

その2.ビシッとしたスーツと、作業服の影響力の違いは?
「テキサスで行われた実験では、研究者が31歳になる一人の男性に交通法規を破るように依頼しました。いろいろな状況で信号を無視して道路を横断するようにさせたのです。そのうちの半分の状況では、彼はビシッとしたビジネススーツを着てネクタイを締めていました。他の場合には作業服を着ていました。」

スーツの影響力は、何と作業服の3.5倍あった!
「研究者たちはそこからちょっと離れた場所から、信号待ちをしている歩行者の中で、その男性にくっついて道路を渡ってしまう人が何人いるかを数えました。
笛吹き男の後を追って集まってきたハーメルンの街の子供たちのように、スーツを着ていた場合は、作業服の場合の3.5倍もの歩行者が彼の後を追い、信号を無視して道路を横断しました。しかし、この場合、魔力は彼の笛から生じたのではなく、スーツのピンストライプから生じたのです。」

きちんとした身だしなみが35%の売り上げの違いを生み出し(前回紹介)、ビシッとしたスーツは作業服の3.5倍も人に影響力があるのですね。35%と3.5倍の同じ数字の組み合わせは不思議な偶然で、なんかキツネに鼻をつままれた感じもしますが、出所がまったく異なる文献ですので信じることにして、「(ビジネス)マナー研修」で、たまに使わせていただいています。
最期は内緒話!?ですが、このお話をすると、それ以降男性受講者が何となく自信なさげにソワソワしはじめるのが気になります(笑)ので、なるべく研修の終わりの方でするようにしています。私自身の自戒の念も込めてですが、男女を問わず、人前に出るときは服装に気をつけましょう。

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

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