« 動作(人体の姿勢や動きで表現されるもの)③ | トップページ | 車内・機内アナウンス »

2012年4月21日 (土)

動作(人体の姿勢や動きで表現されるもの)④

前回、アカデミー賞5冠に輝いた『アーティスト』に関して書きながら、山本は手塚治虫さんのアイデア発想法のことを思い出しました。亡くなられて24年経たちますが、代表作の鉄腕アトムはいまだにテレビ画面を元気に飛び回っています。アトムが初めて登場したのは1952年のことだったそうですが、60年後の目覚しい科学の進歩に追い越されもせず、世界中で愛され続けているのは、本当にすごいことですね。

音を消したテレビの前に座り続けた手塚治虫氏が、そこに見ようとしたものは
手塚治虫さんは、マンガのアイデアを考えるとき、音のないテレビの前で、長い時間座り続けたそうです。「手や足の動きや、表情の変化を追っていくと、人間の深い意識の中に入り込んで、日常はうかがい知れない心のアヤを発見し、斬新なアイデアが浮かぶきっかけが、与えられるのではないだろうか」と、『ビジネスの心理法則』の中で著者の多湖輝氏は分析されていました。

●言葉のない状況で意思や感情を伝える表現(あるいは読み取る)は、本ブログが現在テーマにしている〝9つのメディア〟を駆使した非言語コミュニケーションの領域です。手塚治虫さんのような深い洞察力を身につけるのは大変ですが、非言語コミュニケーションは勉強すればある程度は理解できるようになります。まずは入門編として2つの例を紹介しましょう。

飲食店に入って座る席の位置で、その人の性格や気持ちがわかってしまう!?(※)
ひとりで喫茶店や飲食店に入ったとき、(選択の幅が広い場合)どの席を選びますか。
① 入口近くの席に座る人は、せっかちな性格:手近かな席に座り、オーダーも早く済ませてしまいたいという気持ちの表れ

②店の真ん中あたりの席に座る人は、自己顕示欲が強い性格:普通は周囲がオープンになっている席は落ち着かないもの。そんな席を選ぶ人は、自己顕示欲が強く、他人にはあまり関心を示さないタイプで、待ち合わせのときも同じような席を選び、相手が店に入ってくるのが見えると立ち上がって、他の客の視線なども気にせずに「おおい! ここ、ここ」と大声で呼んだりする。リーダーとしては頼りがいはあるが、どちらかといえば細やかな気遣いは苦手な人。

③店の奥の席に座る人は、協調的な性格:このタイプには決断力が欠ける面も指摘されるが、奥の席を好む人は、全体を見渡せることによって安心感を得るタイプでもある。常に人の動向を気にして、全体の調和や場の雰囲気を重んじる性格といえる。

④店の壁際の席に座る人は、内向的な性格:「他人にあまり構ってほしくない」という意識が働いている。壁に向かい側の席で、壁側を向いて座る人は、特にその意識の強い内向的な性格の人。反対に、壁を背にして座る人は外交的ともいえるが、自分から積極的に相手にかかわろうとするよりも、人が動くのを見ていたいというヤジ馬的好奇心の要素が強い人で、スポーツなども「やる」よりも「見る」のが好き。

何と! 寝相でも、性格や心理状態がわかってしまうとは・・・
①胎児のように丸まって眠る人は、強いストレスを感じている:性格的には、自分の殻に閉じこもりがちで、いつも誰かに保護されたいと望んでいる。元々はそうでないのに、最近そういう寝相になっている人は、悩み事や不安があって、強いストレスを感じている可能性がある。

②片腕を枕にして横向きに眠る人は、バランスのとれた人柄:必要以上にストレスをためこまず、問題をうまく処理している。

③うつ伏せに眠る人は、自己中心の几帳面な性格:常に周囲に細心の注意を払う几帳面なところがあり、身の回りに起こる出来事を自分が中心になって処理しないと気がすまないタイプ。しかし、それが過ぎると、すべてを自分の中にため込みすぎてストレスになってしまうこともある。

④仰向けに眠る人は、おおらかで柔軟な心の持ち主:おおらかな性格で、自信が強く、オープンで、柔軟な精神の持ち主。子どものとき、親の愛情や関心を一身に集めて育った人に多い。

⑤両方の手や足をからめて眠る人は、不安や悩みを抱えている:寝ている間にくるぶしをからめるのは、不安や悩み事を感じていることを示すといわれている。仕事やプライベートで強いストレスを感じている可能性が強い。

⑥ひざまずいて眠る人は、やりたいことが多すぎる:子どもには珍しくない寝相。これは、眠りを拒否しており、眠りの浅い人や眠れない人に多い。目が覚めている世界でやりたいことや、やらなければならないことが多く、早く昼の世界に戻りたいと望んでいる。

※『得するしぐさダメなしぐさ』(渋谷昌三著/新講社)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■本ブログ内容とは別に、お問い合わせ・ご質問等ございましたら、【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。

|

« 動作(人体の姿勢や動きで表現されるもの)③ | トップページ | 車内・機内アナウンス »

非言語コミュニケーション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 動作(人体の姿勢や動きで表現されるもの)④:

« 動作(人体の姿勢や動きで表現されるもの)③ | トップページ | 車内・機内アナウンス »