« 〝まちづくり〟と生き物たちの関係② | トップページ | 動作(姿勢や動きで表現されるもの)⑥ »

2012年5月26日 (土)

《9つの非言語メディア》 動作(人体の姿勢や動きで表現されるもの)⑤

大物タレントの離婚報道が絶えません。その原因は、仕事の関係によるすれ違いと語られることが多いようです。では、幸せなカップルになるには、どの程度の時間の共有が必要なのでしょうか。アメリカには〝週に5時間〟との調査結果があります。朝のあいさつからはじまる各シーンごとに、必要時間が分単位で示されています。

1週間に5時間を2人の生活のために使うと〝幸せカップル〟になれる
長続きするカップルは、努力して1週間に5時間は2人の生活のために使っていることが発見されました。その内訳は
・朝の挨拶(2分×5日=10分)、
・夕方の挨拶:仕事が終わるとたわいもない話をする(20分×5日=1時間40分)、
・愛情:触れ合ったり手をつないだり抱き合ったりキスしたりといった行為すべてに優しさと寛大さがある(5分×7日=35分)
・デート:リラックスした雰囲気の中で、2人きりで愛情を確かめ合う(週に1度、2時間)
・賞賛と感謝:毎日、少なくとも1度は感謝や愛情を表す(5分×7日=35分)

●週に5時間ですか。努力すれば可能のようにも思えますが、これを永年続けるということがむずかしいのでしょうね。ちなみに、著者によると「意見の不一致」、「文句というより相手を批判する」、「軽蔑をあらわにする」、「一触即発の構え」、「確認の欠如(とくに話を遮る)」、「否定的なボディランゲージ」などが離婚の前兆だそうです。

●今回参考にさせていただいたのは『世界でひとつだけの幸せ(※1)』ですが、山本はこの本のサブタイトル「ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生」を気に入っています。コミュニケーション研修ではポジティブ・リスニングを心がけるように指導しますが、これが逆になり、4つの感情のもつれが生じると悲劇が始まります。

『愛する二人別れる二人』の著者が絞り込んだ離婚を予想する4つの感情
研修シリーズ第37回で、「夫婦の会話を聞くだけで、96%の確率で離婚するかどうかを予測できる」というゴッドマン氏の4つの危険要因(①非難、②侮辱、③自己弁護、④逃避)を紹介しましたが、同氏は4つの感情(「防衛」、「はぐらかし」、「批判」、「軽蔑」)から、その兆候を読み取るのだそうです(※2)。

●中でも軽蔑の感情が最も重要だと彼は考えています。夫婦のどちらか一方でも相手を軽蔑するそぶりを見せたら、それは2人がうまくいっていないことを示す強力なサインとなります。相手の人格を激しく批判するよりも、相手を見下したような(侮辱的な)話し方の方が、よっぽど夫婦の関係はこじれるとのことです。

●非言語コミュニケーションの「動作」を書くつもりが、流れで少し深刻な問題へと発展してしまいました。しかし、「木の葉ブログ」を読んでいただいている既婚の皆さんは、週5時間をちゃんとカップルでお過ごしになっていらっしゃる方たちばかりでしょうから、このような危機とは無関係と信じております。

※1:『世界でひとつだけの幸せ生』(マーティン・セリグマン著/アスペクト)
※2:『第1感』(マルコム・グラッドウェル著/光文社)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■本ブログ内容とは別に、お問い合わせ・ご質問等ございましたら、【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。

|

« 〝まちづくり〟と生き物たちの関係② | トップページ | 動作(姿勢や動きで表現されるもの)⑥ »

非言語コミュニケーション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 《9つの非言語メディア》 動作(人体の姿勢や動きで表現されるもの)⑤:

« 〝まちづくり〟と生き物たちの関係② | トップページ | 動作(姿勢や動きで表現されるもの)⑥ »