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2012年10月13日 (土)

3~4倍も影響力が違うことがある服装のコントラスト効果【服装⑬】

お料理のランク付けが松竹梅だと、お高い「松」には手が出ませんが、一番安い「梅」ではちょっと、との心理から「竹」の注文が一番多くなります。これが典型的なコントラスト効果です。好評だったNHKの「梅ちゃん先生」の兄弟の名(*)が、松子、竹夫、梅子で、梅チャン先生が、少々ひがんでいるシーンが何度も登場しましたね。

*命名の由来は最終盤で、中国の「歳寒の三友(松と竹は寒さに堪え緑を保ち、梅は寒中に咲くので、古来より格好の画の題材とされた)」からと種明かしされました。

お料理の「松竹梅」の効果は絶大。でも洋服も3~4倍の違いが出ます
このコントラスト効果はお料理だけでなく、服装でもあちこちで見られるのです。本ブログでも、これまで、スーツと作業服では人に与える影響が3.5倍違う(2010/5/8)や、ネクタイをしているのとしていないでは恵んでもらえる帰りの電車賃が3.6倍違う(2010/7/3)などを紹介していますが、今回はその極めつきも含めた続編です。

キザな服装の物乞いがいると、ボロ服の物乞いの稼ぎは4倍になる!(※1)
両側の歩道に2人の物乞いが向かい合うように座わります。1人はボロ服をまとい、打ちしおれて「空腹のホームレス――助けてください」というボードを。もう1人はピンストライプのスーツを着て気取った様子で「大金持ちです。もっとほしい!」のプラカードを。すると、ボロ服の物乞いへの同情から1日の稼ぎが4倍になるとのこと。 

さえない服装だと勝負事が弱い(相手の賭け金が大きくなる)と見られる(※2)
毎回0~25セントを賭けるカードゲームの実験で、しゃれた服装のいかにも有能そうな人物と対戦するグループと、さえない格好の人物と対戦したグループでは、後者のグループの賭け金が上回ったそうです。相手を見くびるからなのでしょうが、勝負事に自信のある人は、さえない服装で出かけていくと大金が稼げるかも…。

垂直の線と、色合いで自分を強く見せる服装術(※3)
着ている洋服の上に表れる上下に伸びる垂直の線が多ければ多いほど、相手はパワーを感じます。もし相手に最大限のパワーを感じさせたいなら、縦縞でピークドラペル(尖った襟)、カラーはブラックやネイビーがよいでしょう。ただし、この格好は相手に威圧感を与えるので、仕事内容やシチュエーションによっては不向きなことも。

●反対の弱いイメージは、半袖シャツ、ラウンドカラー(先の丸い襟)、ノーネクタイ、ジャケットなしなのだそうです。パワーをアピールしたいなら、暑くても長袖を着るべきなのですね。さて、次回は服装シリーズの締めくくりとして、かけているだけで「知的」「芸術的」「洗練されている」と見られるメガネを取り上げます。

※1:『瞬間説得 その気にさせる究極の方法』(ケヴィン・ダットン著/NHK出版)
※2:『しまった!「失敗の心理」を科学する』(ジョセフ・T・ハリナン著/講談社) 
※3:『意のままに人を引き寄せる心理戦術』(内藤誼人著/KKベストセラーズ)

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