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2012年11月14日 (水)

スポーツのコーチングに学ぶ③
陸上の非エリート中学校を、7年で13度の日本一に導いた熱血教師

前回は京都市立「堀川高校」が短期間に全国有数の進学校に変身した奇跡でしたが、今回は大阪市の「松虫中学校」の奇跡です。ある教師が赴任したことで、それまで陸上競技の実績のなかった中学校が、7年間に13回の日本一を成し遂げました。その原動力となったのが、プレッシャーのかからない「目標設定シート」でした。

荒れた中学校を立て直し「生活指導の神様」と呼ばれた教師のもう一つの顔
現在、企業や学校の先生を対象としたコンサルティングや研修セミナーの講師として活躍している原田隆史氏は、かつて大阪市の公立中学校の体育教師でした。原田氏は、教師時代に荒れた中学校を何校も立て直した熱血教師で、大阪では「生活指導の神様」と呼ばれていたそうです。でも、快挙はこれにとどまりません。

20年に及ぶ教職生活の最後の勤務先で、教育理論が大きく花開く
原田隆史氏の最後の勤務校は松虫中学校でした。この中学は、陸上のエリート校ではなく、普通の生徒が通っている普通の学校でしたが、「態度教育」「価値観教育」「自立型人間育成教育=原田メソッド」を実践し、陸上競技では7年間で13回の日本一を達成し、「松虫の奇跡」として全国に知られるようになったそうです。

陸上部の奇跡は、「3段階(夢、最低限、その中間)の目標設定シート」から
その原田氏が当時、陸上競技部の生徒たちに書かせていたのが、「目標設定シート」です。生徒たちはこのシートに、3ヶ月後の目標や1年後の目標を書き込みます。その内容は、「これを実現できたら夢のようだ」という最高の目標、ややレベルの落とした中間目標、最低限達成するべき目標という3段階の目標を書くものでした。

「現在~未来」を〝見える化〟することで、何をすべきかを明確にした
シートは、生徒たちに将来の目標をしっかりと持たせ、これから具体的に何をすべきかをイメージさせるためのものです。要するに、「現在~未来」の見える化を意図したものでした。さらにそこには、目標を達成する上で必要となる学校と家庭での奉仕活動や、今後起きることが予想される問題点とその解決策などの記入欄もありました。

食事内容、体重変化を日々チェックさせることで「過去~現在」を〝見える化〟
原田氏は心・技・体・生活のバランスを重視していため、奉仕活動を重視していたそうです。なお、目標シートとは別に、1日の食事とカロリー、そして毎日同じ時間に体重計に乗り、体重と体脂肪率を測らせ一日の自分の生活を振り返らせていました(レコーディングダイエット)。こちらは、「過去~現在」の見える化といえますね。

『コンサルタントの習慣術』(野口吉昭著/朝日新聞出版)

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