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2013年3月17日 (日)

ビジネスシーンで役立つ香りとその効果【香り・におい⑩】

ラベンダーの甘い香りには眠気を誘う効果、ストレスを和らげるリラックス効果があるといわれ、アロマセラピーでもよく使われます。いらいらしたり、緊張しているときには、心を落ち着かせてくれる鎮静効果を持つからです。しかし、そのラベンダーの香りをある種の音楽と組み合わせると、意外な効果があることがわかりました。

香りとメロディーの組合せが生むシナジー効果(※1)
店内に覚醒効果の低いラベンダーの香りと落ち着いた曲とを組み合わせると、顧客満足度と衝動購買率が高まると同時に、店内を見て回りたい、あるいは、再び店を訪れたいという意識が高まりました。また、覚醒効果の高いグレープフルーツ(*1)の香りとエネルギッシュな曲とを組み合わせた場合にも、同様の効果が現れるそうです。

*1:前回当ブログで詳述しましたが、グレープフルーツにはダイエット効果(ラットによる実験で研究成果がある)が期待されるとか。また、グレープフルーツの精油を嗅ぐと、交感神経が優位になり、脂肪を燃焼させて体の内部から熱をつくり出そうとして体温上昇が起こります。このため寒い地方での消費量が多いとのこと。

ラベンダーの香りが導く世界 プラシーボ効果(*2)にはご用心!
しかし、組み合わせを変えるとまったく効果がないそうですから不思議ですね。ラベンダーにはアロマセラピーの興味深い実験があります。〝リラックス効果がある〟と説明すると、被験者は実際にリラックスし、心拍数や皮膚コンダクタンスの変化が測定されました。しかし〝興奮作用がある〟と説明すると、被験者は興奮したのです。

*2:プラシーボ(偽薬)効果:医者が渡す風邪薬を、患者に内緒でビタミン剤に変えても、本物の薬だと思い込んでいるため治ってしまう人が一定割合で存在する現象。

香りによってもたらされる効果はこんなにも違う(※2)
ラベンダー・
・・・・(前掲参照)
シダーウッド・・・・・気持ちを落ち着けるので、面談の前などに最適
サイプレス・
・・・・心を閉ざしている障害物を取り除き、気分を明るくさせる作用があるので、チーム作業のときなどに適している

ペパーミント・・・・・疲労回復作用、心身をクールダウンさせる作用があるので、頭に血が上ってしまって冷静になりたいときに用いる
オレンジ
・・・・・不安な気持ちを明るくし、高揚感を醸成する作用があるので、人間関係を構築するサポートとなる

※1:『匂いの人類学』(エイヴリー・ギルバート著/ランダムハウス講談社)
※2:『感性がビジネスを支配する』(恩蔵直人編著/丸善プラネット)

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