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2013年3月14日 (木)

香りでダイエットできるって本当!?【香り・におい⑨】

「人類は、進化の過程で餓死の危機にさらされてきたことで、脳は、深刻な体重減少から体を守るエキスパートになっている」ということが、脳のしくみについて書かれた本にありました。だから、ダイエットは難しいのですよね。でも、精油をかいでいると、過食防止と代謝促進でダイエットできるという、ちょっと耳よりなお話です。

交感神経を刺激するにおいで、過食防止と代謝促進で肥満を予防できる(※1)
「満腹になった」と指令を出すのは、脳の視床下部腹内側核にあたる満腹中枢です。ここから早めに指令が出ると、過食・満腹予防につながります。活動量多い日中に交感神経が働くと、体の代謝が促進されカロリー消費量や脂肪燃焼が高まります。このことから、交感神経を刺激するにおいを嗅ぐと肥満を予防できると考えられます。

柑橘類の精油は交感神経を優位にする作用があります
そのため、以前から、グレープフルーツのにおいには肥満予防の作用があるのではないかといわれてきました。永井克也大阪大学名誉教授(生化学)と新島旭新潟大学名誉教授(生理学)らは、ラットで週3回10分間グレープフルーツ精油を嗅がせるグループと嗅がせないグループに分けて実験を行いました。すると、6週間後・・・

グレープフルーツの〈香り〉がラットの食欲を抑えた
グレープフルーツ精油を嗅いだグループは、嗅がせなかったグループより約20グラム軽くなりました(成熟体重はオスが300-800g、メスが200-400g:山本注)。また、グレープフルーツ精油を嗅いだラットは食事量が約7割に減り、食欲を減らす効果も判明しました(*)。ただし、ヒトへの抗肥満効果は今後の研究が待たれるところだと…。

*:別の研究によると、ラベンダーは副交感神経の活動を活発化させ、交感神経活動を抑制するので、ラットに体重増加を引き起こすことが示されたそうです。(※2)

においが脳と体に与える影響を示す、とても興味深いデータが・・・
この研究を急いで欲しいのは、山本だけではないと思います。きっとグレープフルーツの売り上げも、大きく伸びるのではないでしょうか。しかし、この研究以前から、なぜか寒い地方の人はグレープフルーツを好むのだそうです。それを、総務省統計局の家計調査(平成20~22年の1世帯当たりの平均)に当たってみると、意外な事実が!

新潟市は、宮崎市の10倍もグレープフルーツを食べている
グレープフルーツの消費量が最も多いのは新潟市で年に5222グラム、最も少ないのは宮崎市で490グラムでした。消費量ベスト10はすべて東北と関東、下から10位のうち8つは九州と四国でした。これはアロマセラピーの観点からすると、においが脳と体に与える影響を示す、とても興味深いデータだそうです。

※1:『〈香り〉はなぜ脳に効くのか』(塩田潤二著/NHK出版)
※2:『人にフェロモンはあるだろうか?』(柏柳誠著/フレグランスジャーナル社)

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