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2013年5月15日 (水)

『7つの習慣』より「時間管理の4つの世代」新入社員研修 実務編⑤

ビジネスマン向けお薦め本を10冊上げていただくと、必ず登場するものにS・R・コビー著『7つの習慣』があります。この本の第三の習慣に「時間管理の4つの世代」が出てきます。「時間管理という分野は、それ以外の分野と同じような発展過程をたどってきた。そして、いままでの時間管理の研究を、次のように4つの世代に分けることができる」としています。

第一世代は、「メモ」や「チェックリスト」を特徴としている。これは、時間やエネルギーに対する私たちの様々な要求を認識し、それを整理することをねらいとしているものである。
第二世代は、「カレンダー」や「予定を書き入れる手帳」に代表されている。この世代では、先を見据えて、将来の様々な出来事や活動をスケジュール化しようとする。

第三世代は、前の二つの世代の概念に、「優先順位づけ」「価値観の明確化」及び「目標設定」の概念を加えたもので、現在の時間管理の主流になっている。
第四世代では、物や時間に集中するより、「大切な人間関係」や「生活の役割」、あるいは「大切な目的の達成」に焦点を合わせている。

●ヒトが、母体の中の10カ月で進化の全過程をたどって誕生してくるように、新入社員が現在の時間管理の主流となっている第三世代に到達するためには、前の二世代の手法をきちんと身につけてからということになります。特に第一世代の卒業には時間がかかります。山本は、その根拠を以下のアンケートデータで解説するようにしています。

日経WOMAN公式サイト上での時間管理に関する1484人読者アンケートより
Qあなたは時間管理に自信がありますか?
自信がある6.8%、どちらかというと自信はある35.6%、どちらかというと自信はない47.2%、全くない10.4%。
Qあなたにとって24時間とは? 
足りない63.1%、ちょうどいい35.6%、余っている1.3%。
Q時間が足りないのはなぜ?(複数回答)
なんとなくダラダラして気がついたら時間がなくなっている42.3%、OFFの時間(仕事以外の時間)が足りない38.2%、仕事が忙しすぎる34.1%、時間管理が下手だから32.3%。

ビル・ゲイツは「スケジュール通りに動いているので忙しくない」のだと
これも凄い話ですね。さて上記アンケート回答者の平均年齢は30.8歳ですから、ビジネス経験10年程度といえるでしょう。その人たちですら、時間管理を十分に身につけているとはいえません。また、あるセミナーで講師が参加者に「先延ばしぐせがある人?」と問うと、93%の人が手を上げるそうです(※3)。ビジネス実務に欠かせない時間管理は、とても難題なのです。

※1:『7つの習慣』(スティーブン・R・コビー著/キング・ベア出版)
※2:『人生を変える時間管理術』(日経WOMAN別冊/日経BP)
※3:『あなたをダメにする 時間管理術の落とし穴』(澤田多津也著/インデックス社)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■研修、講演などのご依頼、ご相談は【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。今回は「新入社員研修」の話題から。

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