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2013年7月 6日 (土)

永遠のベストセラー『人を動かす』に続編が 『人を動かす』①

先日図書館で『人を動かす2(※2)』を読みました。この本は、ビジネス書のベストセラーとされる『人を動かす(※1)』の著者名を冠したデール・カーネギー協会編集によるものです。サブタイトルに「デジタル時代の人を動かす原則」とあり、現代にマッチした内容ですが、その紹介の前に、山本の座右の書でもある原書から。

第一部 第2章 重要感を持たせる  盲目の少年が歌い手に開眼した瞬間
デトロイトのある学校の女先生が、授業中に逃げた実験用のねずみを、スティーヴィー・モリスという少年に頼んで、探し出してもらいました。この先生がスティーヴィーにそれを頼んだのは、彼が、目は不自由ですが、そのかわりに、素晴らしく鋭敏な耳を天から与えられていることを知っていたからです。

素晴らしい耳の持ち主だと認められたのは、彼としては生まれて初めてのことでした。実にその時――自分の持つ能力を先生が認めてくれたその時に、新しい人生が始まったのです。それ以来、彼は、天から与えられた素晴らしい聴力を生かし、遂には「スティーヴィー・ワンダー」の名で世に知られるようになりました。

第二部 第一章  誠実な関心を寄せる  会話での「わたし」の頻度が示すこと
ニューヨークの電話会社で、どんなことばがいちばんよく使われているか、通話の詳細な研究をしたことがあります。案の定、いちばん多く使われていたのは、「わたし」ということばでした。500通話に3990回使われたそうです。人間は他人のことには関心を持たず、ひたすら自分に関心を持っていることの証左なのだと・・・。

第二部 第一章 誠実な関心を寄せる ある看護師の「ホスピタリティ」
感謝祭の日、市立病院の社会保険病棟に、その翌日整形外科の手術を受ける10歳の少年がいました。彼は父親を亡くし、生活保護を受けながら母と二人で小さなアパートで暮らしていました。そして、手術の前日なのに母は忙しくて病院に来ることもできません。思わずすすり泣き出した少年に見習い看護師が近づいてきました。

彼女は涙にぬれた少年の眼を拭きながら、自分も感謝祭の日に家族から離れて働くのはとてもさみしい。だから、今晩は一緒にお食事をしましょうと、感謝祭のごちそうを運んできてくれました。彼女はしきりに話しかけ、手術への恐怖心を紛らわし、勤務外の4時以降、少年が寝入る11時までゲームに付き合ってくれたのです。

大人になった彼の回想です。「10歳だったあの日から、何回も感謝祭がめぐってきた。そのたびにあの日のこと――絶望と恐怖と孤独感、そして、それを克服する力を与えてくれた見知らぬ女性の優しさ――を思い出す」。誠実な関心を寄せられた少年が、人に誠実な関心を寄せる高潔な人物に成長したことは間違いありません。

※1:『人を動かす』(デール・カーネギー著/創元社)
※2:『人を動かす2』(デール・カーネギー協会編集/創元社)

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