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2013年9月19日 (木)

冠婚葬祭のマナー 結婚式の【ドレスコード】、お葬式の【ドレスコード】

ドレスコードについては、過去に2回服装シリーズで取り上げました。「ドレスコードのある職場のほうが勤勉であり生産性が高い【服装⑧】」(2012年9月20日)と「ネクタイへのこだわりと、パーティーでのネクタイ心得【服装⑨】」(同9月22日)です。そして、この2回の閲覧数が非常に多いのです。そこで今回、別の視点からドレスコードを取り上げることにしました。

アシスタントパーサーの経験を持つ筋金入りの国際ビジネスマンがドレスコードを語る
出典はワールド・ビジネス・サテライトのコメンテーターとしてもお馴染みの御立尚資(みたちたかし)氏の『使う力』(2006年PHP、2013年日本経済新聞出版社)です。JALでアシスタントパーサーの経験もお持ちで、現在ボストン コンサルティング グループ(BCG)日本代表として活躍中の同氏のご見解は、きっと良き指針となるでしょう。

結婚式の【ドレスコード】男性はブラックスーツ 女性は新婦より控えめに
男性も女性も、晴れの日にふさわしい華やかで改まった装いで。しかし、主役である新郎新婦よりも目立つ服装は厳禁と心得よう。
また、結婚式・披露宴の時間帯によっても装いのルールは変わる。男性は、昼はモーニング、夜はタキシードが正式だが、昼夜どちらも着用できる日本独自のブラックスーツも略式用として十分に正式マナーの範囲。

女性は、昼は肌の露出を控えて、アクセサリーもパールなど光を抑えたものに。夜は肩や胸元を適度に見せた服装で。服の色は、花嫁の色の白一色、喪の色の光沢のない黒一色は避ける。
招待状に「平服で」とあるのは、普段着という意味ではなく、略礼装のこと。

お葬式の【ドレスコード】 通夜はビジネススーツでも可 葬儀は黒の礼服で参列
元来日本では、喪服は白が当たり前だった。喪服が黒になったのは明治時代の欧米化政策によるものといわれている。ただ今日でも一部の地方には、「喪主が白装束を着る」「男性会葬者が全員白い三角巾を頭につけて葬儀に出る」といった慣習が残っている。

現在の葬儀・告別式の男性のドレスコードは、ブラックスーツに白シャツ、黒ネクタイ(仏教徒は数珠を身に着ける)で、女性は生地に光沢がなく、体の線が出ない黒のワンピースやアンサンブル(バッグは布製の黒が基本。ストッキングは黒あるいは肌色)などのほか、パンツスーツでも可。結婚指輪や婚約指輪、パール以外のアクセサリー、派手なメイクやマニキュアなどは厳禁だ。

また昨今は通夜にも喪服を着用する会葬者が増えているが、「知らせを聞き、急遽駆けつけた」という意味から、通夜には平服で参列するのが本来のあり方。通夜においては、まだ故人の死を現実のものとして受け止められない遺族が大半。そうした状態で会葬者の喪服姿を目にすると、悲しみやショックが増幅してしまう。

男性ならビジネススーツのままネクタイを黒に替え、女性は派手な装身具を外し、派手なバッグは黒っぽい袋に入れるなどして弔問する。

※:『使う力』(御立尚資(みたちたかし)著/PHP研究所&日本経済新聞出版社)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

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