男性向け『おしゃれ以前の身だしなみの常識』のビジネスシーンから
この本は、女性が求めるような、きれいになれる美容ではなく、鏡を見たときに「あ~、老けたな~」と、ため息をつくことのない見栄えになるためのメンテナンス法を伝授してくれています。この中で、山本が注目したのはやはりビジネスシーンです。その中から特に参考になりそうな5例を紹介いたします。
名刺を出す“手もと”を、女性は見つめている
ビジネスマナー研修の身だしなみで「指先を清潔に」と言っても反応薄です。ところが、名刺交換のロープレ時、女性と向き合った男性に、名刺交換の瞬間「いま指先に彼女の視線が集中しましたね!」とフィードバックすると、ストンと落ちます。著者も、ほとんどの男性は無頓着だが、入念にケアすべき部位だと指摘されています。
海外出張で携帯したい“入浴剤と日焼け止め”
出張が長期に及ぶときは、自宅で使っている化粧品をそのままフルボトルで持参した方が楽とのこと。出張先では、”洗浄と保湿・保護”ができればいいので、洗顔料、保湿クリーム、日やけ止めというベーシックな3点の携行を、仕事柄海外出張の多い著者は推奨されています。
香水初心者が選ぶべき香りは、シトラスかグリーン
シトラスとは、“柑橘系”のグレープフルーツやオレンジなどのこと。またグリーンはネーミングどおり“緑”のことで、各種ハーブや葉、森林を彷彿とさせる香りです。いずれにしても清涼感があり、香調が軽いタイプが多いので、周囲に好印象をもたれる香りです。関心のある方は当ブログ「香り・においシリーズ*」をご覧ください。
*「木の葉ブログ」のカテゴリー「非言語コミュニケーション」に2013年1月27日~3月17日まで掲載の「香り・におい①~⑩」
肌が乾く午後は“3時の保湿”で対応する
空調のきいているオフィスで終日過ごしていると、午後から夕方にかけて肌の乾きを感じることがあります。そのかさつきやビキっとした乾燥は、肌が老けていくサイン! 肌の乾きを感じる前、午後から夕方のタイミングで、肌に乳液を補給することで、潤いが復活するそうです。
身体の疲れを吹き飛ばすために短時間でリフレッシュするなら
血行促進効果の高い炭酸入力剤が最適とのこと。花王やバスクリンのきき湯などは、浴槽につかった後、5分から10分ほどで額が汗ばんでくるほど即効性があるそうです。深い眠りのためには、温泉の湯の花エキスが配合されている本格的な温泉入浴剤がお薦めだそうです。
参考書籍:『おしゃれ以前の身だしなみの常識』(加藤智一著//講壇社)
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