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2013年11月 3日 (日)

内藤誼人著『プレゼン心理術』(日経BP社)より プレゼンテーションの技術④

今回から山本が高く評価する上記文献から、実践で役立つプレゼンテーションの技術を紹介します。著者自身が まえがき に、「この本が参考になるから、ぜひ読むように」と学生たちに自信を持って推薦できるテキストがないので、「プレゼンの基本の基本」を教えたいので執筆したと書いています。そして、内容はまさにその通りの素晴らしいものです。

次のような思い込みがすべて大間違いであることを、みなさんはご存知だろうか
× 「相手が、その提案を採用するかどうかを決めるのは〝あなたのプレゼンを聞いた後〟である」
○ 「あなたが〝プレゼンする前〟に相手はすでに採用するかどうかを決めている」

× 「上手な話し方ができなければ、プレゼンはうまくいかない」
○ 「うまく話せなくても大丈夫。重要なのは、言葉より情熱である」

× 「伝えたいことを、正しく、論理的に伝えることがプレゼンである」
○ 「プレゼンにロジックなどいらない。どのようなやり方だろうが、最終的に人心を動かせれば、そのプレゼンは大成功である」

×「大勢の人の前で話せるようにならなければいけない」
○ 「よほどのことがなければ、ごく普通の人が行うプレゼントは、せいぜい2、3人を前にしたプレゼンである。だから、大勢の人の前で話せるようになる必要はなどないし、そのような訓練をする必要もない」

× 「パワーポイントやタブレットを駆使するのがプレゼンである」
○ 「どちらも必要ない。重要なツールには違いないが、一番の武器は〝自分自身〟である」

●最初の○「あなたが〝プレゼンする前〟に相手はすでに採用するかどうかを決めている」については、面白い具体例が示されています。クライアントにとって大きな利益をもたらすことを約束する立派なプレゼンをしたコンサルティング会社が失敗したのは、顧客が駅に到着した折、手荷物を運ぶのを手伝わなかったからなのだと。

●最後の×「パワーポイントやタブレットを駆使するのがプレゼンである」については、著者のコメント「べつに読者の皆さんは、スティーブ・ジョブズや孫正義さんのような〝プレゼンの名手〟になろうなどと、大それた考えを持っているわけではないだろう」。と書かれているそのプロ中のプロお2人に、次回語っていただきます。

参考文献:『プレゼン心理術』(内藤誼人著/日経BP社)

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