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2014年4月13日 (日)

外国人とのコミュニケーション【ジョーク集 1】 目指せ国際人(16)

前回の『実は日本人が大好きなロシア人』に、会合に遅れる場合、「あと11分で行きます」のように時間が1分単位なのが日本なのに対し、ロシアは30分~1時間、ひどいときは3、4時間になることもあるのだと。今回から、このシリーズに登場した8カ国のうち3カ国以上が登場するジョーク集です。まずは「時間」から。

世界的な音楽コンクール開催。さて、会場への各国の「到着時間」は?
あるとき、世界的な音楽コンクールが行われた
開始1時間前にドイツ人日本人が到着した。
30分前、ユダヤ人が到着した。
10分前、イギリス人が到着した。
開始時間ピッタリにアメリカ人が間に合った。
5分遅刻して、フランス人が到着した。
15分遅刻して、イタリア人が到着した。
30分以上経ってから、スペイン人がようやく現れた。
ポルトガル人がいつ来るのかは、誰も知らない。

国際会議に遅刻した場合、それぞれの国はどのように対処するか?
国際的な学会の場で遅刻してしまったために、発表の時間が半分になってしまった場合、各国の人々はどうするだろうか?
アメリカ人・・・・・内容を薄めて時間内に収める。
イギリス人・・・・・普段通りのペースで喋り、途中で止める。
フランス人・・・・・普段通りのペースで喋り、次の発表者の時間に食い込んでも止めない。
ドイツ人・・・・・普段の2倍のペースで喋る。
イタリア人・・・・・普段の雑談をカットすれば、時間内に収まる。
日本人・・・・・遅刻はありえない。

●上記は、2011年6月11日の《9つの非言語メディア》の「時間」で取り上げたものですが、それぞれの国の時間に対する感覚を知るうえで参考になると思い再録しました。文中の太字が今回のシリーズで取り上げた8カ国です。コンクールの開始1時間前に到着するのがドイツ人と日本人は納得ですね。

●しかし、本シリーズ10回で取り上げた「日独の決定的な違い」のドイツ鉄道の電車のいい加減さには驚かされます。なぜ、鉄道だけは例外なのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃったら教えて頂きたいと思います。もっとも、定時に来たと思ったら、丸1日遅れだっというインドのジョークほどではないようですが…。

参考文献:『世界の日本人ジョーク集』(早坂隆著/中央公論新社)

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