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2014年5月11日 (日)

「相乗効果的コミュニケーション」とは  相乗(シナジー)効果を考える(3)

2013年5月15日の「新入社員研修」でスティーブ・コビーの『7つの習慣』(最近マンガ本が出ましたが面白い)を取り上げました。7つの習慣とは「1.主体性を発揮する」「2.目的を持って始める」「3.重要事項を優先する」「4.Win-Winを考える」「5.理解してから理解される」「6.相乗効果を発揮する」「7.刃を研ぐ」です。今回は「6.相乗効果を発揮する」を紹介します。

『7つの習慣』の第6の習慣 「相乗効果を発揮する」より(※)
自然界において、相乗効果はいたるところで見られる。例えば2つの植物を植えると、根は重なり合い、土壌を肥やし、それぞれを別々に育てるよりもよく成長する。
また、2本の木材を重ねれば、1本1本で支えられる重量の和より、はるかに大きな重量を支えることができる。

つまり、合計が各部分の和を上回っているということであり、1プラス1が3、あるいはそれ以上の結果になっているということだ。ところが、自然界から学んだ創造的な協力の原則を、人間関係において活用することは難しい。私たちには、日常生活の多くの場面でも、相乗効果を観察し、実行する機会が与えられている。

相乗効果的なコミュニケーションによって得られるもの
相乗効果的にコミュニケーションが展開されるとき、新しい可能性、代替案、新しい選択について、自分の意見や心を、ありのままにオープンに表現できるようになる。コミュニケーションが相乗効果的になってくると、非常に短い言葉でも会話が成立するようになる(現在のチェスの2人の世界チャンピオンのように:山本注)。

他人には全く通じなくても、お互いの意味するところがすぐ理解できる。そこからまた、新しい世界が広がり、お互いに、さらにすぐれた新しいパラダイム*をつくり、新しい代替案を出し合い、話し合い、考える。こうして打ち出されたアイデアは、完全な問題解決にならないまでも、有意義かつ現実的な解決策を生み出すことになる。

相乗効果的コミュニケーションの典型は〝ブレーンストーミング〟
集団で意見を出し合うことによって発想の誘発を期待する手法に〝ブレーンストーミング〟があります。この手法には「結論を出さない」「どんどん提案する」「質より量が大事」「結合と改良を加える」の4原則がありますが、相違点を尊重しないと成り立たない点は、相乗的コミュニケーションそのものといえそうです。

*パラダイム:パラダイムという言葉は、ギリシャ語に由来している。もともとは科学用語として使われていたが、最近ではモデル、理論、知覚、既成概念、仮定、あるいは一定した見地をさす言葉として広く使われている。もっと一般的に言えば、パラダイムは世界を見る見方であり、私たちの認識、理解、解釈を決めるものである。

※:『7つの習慣』(スティーブ・コビー著/キング・ベアー出版)

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