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2014年12月

2014年12月28日 (日)

イチロー選手の贈り物の仕方  「贈り物の話」(3)

当ブロクでは2012年3月20日、27日に「イチロー選手の心構え(*)」を書きましたが、2年近く経過した今日でも閲覧ランキング上位に登場します。ファンである筆者は嬉しいかぎりです。そのイチロー選手、大リーグでの去就が気になるところですが、プレゼントにイチローさんらしい思いやりのある話がありますのでご紹介します。

お世話になった人へのイチロー選手からのプレゼントの仕方(※)
イチロー選手は、お世話になった人や友人の記念日には、そっとプレゼントを贈ったりします。参考文献とした『遙かなイチロー』の著者(義田貴士氏)の誕生日もちゃんと覚えていて、いつもプレゼントをくれるので恐縮してしまうそうです。

それも、氏が探していたものをちゃんとリサーチして、いきなり鞄から出して驚かされたりするのだそうです。氏が、「これ、前から欲しかったんだけど、何でわかったの」と不思議がって聞くと、イチロー選手はうれしそうに笑うのだそうです。

スタンドのファンへのプレゼントの仕方
ある日のこと、外野で守備につくイチロー選手を見ていると、なぜかきょろきょろとしていました。スタンドで誰かを探しているような感じなのです。知り合いでも応援に来ているのかなと義田氏が思いましたが、次の試合でもまた同じようにきょろきょろしています。

イチロー選手が探しているのは一体誰だったのか? 
実は、イチロー選手はグローブを持って外野席に応援に来ている少年ファンを探していたのでした。外野へ飛んでくるフライを補球したイチロー選手は、サービスでスタンドのファンにボールを投げ入れます。
その際、あらかじめ見つけておいた少年に向けてボールを投げていたのです。

「どうせプレゼントするなら、わざわざグローブを持って球場に見に来ている子にあげたいじゃないですか。それに、グローブを持ってきている子なら取り損ねてけがをすることもないでしょう」

●思い遣りと、優しさに溢れたプレゼントの仕方ですね。大リーグでの3000本安打まであと156本。是非達成し、大リーグの殿堂入りを果たしてもらいたいと思います。
*「道具を…」http://leaf-wrapping-lw.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/3-878e.html
*「準備を…」http://leaf-wrapping-lw.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/4-ace5.html

※:『遙かなイチロー』(義田貴士著/KKベストセラーズ)

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2014年12月25日 (木)

思いがけない贈り物、記憶の贈り物  「贈り物の話」(2)

5回シリーズで前々回まで書いた松浦弥太郎氏の近著に『僕の好きな男のタイプ』(講談社)があります。その中に「記憶の贈り物をする男」と題して、素敵なお話が2つ書かれていますので紹介します。贈り物は「思いがけなさを含めて贈るもの」「嬉しい気持ちを誰かにもらったら、嬉しさを誰かに贈る」。心に響きます。

松浦氏が、仕事で京都に行ったときのこと
昼食をとろうと入った店で、草木染めのドレスを着た女性客に気づきました。おそらく作家のもので、服というより作品のような美しさ。大胆な色合いは個性が強いものですが、60代くらいの大人の女性だからこそ、しっくり着こなしています。

「すてきですね」と僕は思わず声をかけ、しばし彼女のグループと言葉を交わした。とはいえ昼食の席。女性たちはやがて席を立ち、僕は連れと仕事の話を続けました。「さすが京都だな、本当の女性がいるな」と、ふとした出会いに小さく感動しながら。

プレゼントは、思いがけなさも含めて贈るもの
おいしく食事をすませ、会計をしようとレジに立つと、お店の人が紙袋を差し出し「これ、先ほどのお客さまからです。京都のお土産ですと」
ごく普通の紙袋に入った、麩まんじゅうでした。(中略)

言葉を交わしただけの僕らのために、「東京から来ているのだから」と、わざわざ近くの店で麩まんじゅうを買い求め、レジにあずけてくれたのでしょう。
メモもカードも入っていませんでした。名前も聞いておらず、手がかりはあの美しい染色されたドレスだけ。

びっくりして、嬉しくて、贈り物とはこういうものだと、その粋なはからいに魅せられました。思いがけなさと、女性のやさしさが合さって、もっちりつやつやした麩まんじゅうは、なおさらおいしくいただけたのです。

あるとき食事に招待され、とても珍しい季節の逸品が出てきた
「すごいですねえ」とびっくりしていると、その人はにっこり笑って言ったのです。
「松浦さん、いつか食べてみたいと言っていたじゃない」。珍しいごちそうの話を聞いたとき、あまりにおいしそうにその人が話すので、確かにそう言ったかもしれません。

自分でも忘れていたのですが、ちゃんと覚えていてくださったことに、びっくりして、どきどきして、たまらなく嬉しかったのです。嬉しい気持ちを誰かにもらったら、誰かに嬉しい気持ちを贈る。贈り物の意味も教えていただいた気がしています。

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2014年12月21日 (日)

長い道のりは、プレゼントの一部  「贈り物の話」(1)

~聴くStory~音声版はこちら

世の中はクリスマスからお正月に向かって、年の瀬の独特な雰囲気に包まれています。この時期の話題の多くは贈り物(プレゼント)なのではないでしょうか。「贈り物の話」を3回書きますが、今回は筆者お気に入りのお話です。文末に、プランタン銀座の「クリスマスプレゼント」女性アンケート調査結果の一部も紹介します。

南の島での、少年と女性教師の心温まるエピソード(※1)
南洋諸島にある島で、一人の少年が女性教師の話に注意深く耳を傾けていました。女性教師は、「私たちがときどきお互いに贈り合うプレゼントは、愛を思い起こさせるものであるべきです。贈り物を通じて互いに愛を伝え合うのです」と話した。

翌日、少年は、素晴らしく美しい貝殻を先生に贈った。先生が、それまで見たことのないような美しい貝だった。「こんなに美しくて貴重な貝を、いったいどこで見つけたの?」と、先生は少年に尋ねた。

少年は、島の裏側にたった一箇所、ときどきこんな貝が見つかる場所があると答えた。その小さな秘密の入り江まで、20キロメートルほど離れているという。

「本当にとても美しいわ。この貝を一生大事にして、あなたのことをずっと覚えておくわ。でも、プレゼントをするためにだけに、そんなに遠くまで歩いて行かなくてもいいのよ」と、先生は言った。
すると少年は瞳を輝かせて、こう言ったのだった。
「長い道のりは、プレゼントの一部です」

「プランタン銀座 クリスマス調査」で検索ください(※2)
(調査期間;2014/10/14~19。調査対象:メルマガ女性会員。回答:482名)
恋人・パートナーから期待するクリスマスプレゼントは?(複数回答)
1位 外食26%) 2位 その他アクセサリー(25%) 3位 指輪/ネックレス(各23%) 4位 バッグ(16%) 5位 スイーツ(13%)

恋人・パートナーに贈るクリスマスプレゼントは?(複数回答)
1位 洋服(31%) 2位 ネクタイ/手料理(各17%) 3位 財布(16%) 4位   マフラー(14%) 5位 メンズアクセサリー(13%)

※1:『心を上手に操作する方法』(トルテン・ハーフェナー著/サンマーク出版)
※2:http://www.printemps-ginza.co.jp/special/noel_2014/question.php

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2014年12月18日 (木)

生涯のお守りになるルール 『名編集長の目線』(5)

参考文献とさせていただいた『松浦弥太郎の仕事術』の著者には、モットーの「正直、親切」のほかに、ときどき思い出したい7つのルールがあるそうです。そのうちの5つの要約を今回紹介します(割愛させていただいたた2つは、「約束を守ること」「欲張らないこと」)。ルールはシンプルなほうがよいというお言葉通りの内容です。

「毎日」という小さな点が、ふと気がつくと「キャリア」という一本の線になっている。僕はそんなイメージをもっています。だからこそ、仕事を長く続けていくことが大切ですし、そのうえでのルールは、シンプルなほうがいいのです。僕の大原則は、「正直、親切」。そのほかにも、ときどき思い出したいルールがいくつかあります。

一つは、飾らないこと
必要以上に自分を大きく見せたり、知ったかぶりをすると、何も学ぶことができなくなります。逆に、素直な気持ちで「教えてください」と向かっていけば、たいていの人は応じてくれます。飾らなければ、一生勉強ができます。

一つは、真似て学ぶこと
赤ちゃんはお母さんの話すことを真似ることから始めます。「学ぶ」の語源は「真似る」。装飾のない、まっさらなキャンパスのような自分でいれば、「この人はすごい」と感じた相手をどんどん真似ていけるでしょう。それがやがて、自分の学びとなるでしょう。

一つは、嘘をつかないこと
これは自分に対しては、肝に銘じておかなければならないこと。しかし、だからといって他人の嘘を責めてはいけません。小さな嘘に気がついて騒ぎたてたところで、得られるものは何もないのです。そう割り切ると、仕事上のいざこざが格段に減ります。

一つは、自立すること
組織に属していても、フリーランスでも同じです。インディペンデントな働き方をしたいのであれば、人に依存せず、頼らないこと。それには、まず自分で考えることが何よりの方法だと思います。繰り返し考え、繰り返し自問し、答えは常に自分で探す。

一つは、心を込めること
どんな仕事をするのでも、生涯にわたって必要なこと。自分の持っているすべてのスキルを利用して一番おいしいお茶を淹れるには、心をこめるしかありません。お茶は簡単に淹れられますが、心をこめて淹れたお茶と、ただ淹れたお茶は味が違います。

参考文献:『松浦弥太郎の仕事術』(松浦弥太郎「暮しの手帳編集長」著/朝日新聞出版)

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2014年12月14日 (日)

チャレンジと賭けを間違えない 『名編集長の目線』(4)

2013年6月 5日に、なでしこジャパンをドイツW杯優勝、ロンドン五輪銀メダルに導いた佐々木則夫監督の言葉「成功の反対は失敗ではなく、チャレンジしないこと」を紹介しました※。松浦氏は、成功率が五分五分でも見込を持ってするのがチャレンジ、「よくわからないけど、運に任せてやってみよう!」が賭けだと・・・。

仕事の楽しみは、面倒くさいと思うところにあります
なぜなら、「仕事の楽しみ=結果」と定義してしまえば、常に良い結果だけを求めなければならず、そんなことは不可能です。
しかしプロセスを楽しむ姿勢があれば、その仕事がうまくいってもいかなくても、ゴールにたどり着くまでの過程で、必ず何かしらの学びと発見があります。

結果はもちろん大切ですが、基本はプロセスを丁寧にたどっていくこと。この繰り返しこそ成長であり、長い目で見て本物のキャリア構築となります。
スピードに走り、利便性だけを追求して小さな成功ばかりを求めていたら、十年たって振り返ったとき、手にしているものは案外わずかだったりします。

「短い時間で成果を出したい」
こういった焦りモードの仕事のなにより危うい点は、チャレンジできなくなることです。面倒なことをせず、手っ取り早く結果を出そうとしてばかりいると、自分にとってはごく簡単で、絶対にミスしないような仕事ばかり選ぶようになります。

そもそも仕事には安全なものとチャレンジの二種類があり、僕の考えでは、チャレンジがない仕事ほど面白くないものはありません。チャレンジとは思い切って高いところから飛び降りるような勇気のいる仕事。失敗するか成功するかは五分五分、下手をすれば失敗の確率のほうが高い仕事に、果敢に挑んでいくこと。

チャレンジと賭けとの違い
「自分の実力はこの程度で、目標の高さから言って、成功率は五分五分だ」という判断があったうえで、思い切って飛ぶのがチャレンジ。
「よくわからないけど、運に任せてやってみよう!」と何ら現実を把握していないのにジャンプしてしまうのが賭け。

チャレンジは、その成功の確率が「五分五分かな?」あるいは「失敗の確率は高いけれど、この点を勉強すれば何とかなるかな?」という見込みをもってすることです。
チャレンジして失敗するのはかまいませんが、賭けで大きな失敗をするほど大きなダメージはないと、覚えておきましょう。

参考文献:『松浦弥太郎の仕事術』(松浦弥太郎「暮しの手帳編集長」著/朝日新聞出版)
※http://leaf-wrapping-lw.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-129b.html

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2014年12月11日 (木)

仕事と車と靴の法則(後篇) 『名編集長の目線』(3)

前篇に記した通り、1849年創業のロンドンの靴の老舗ジョン・ロブの靴は超一流の手になる逸品で、手に入れやすいものでも、日本円にして十万円以上するそうです。それでも、松浦氏は普通のビジネスマンがジョン・ロブの靴を買っても損はないと明言します。物を大事にする文化を持つ日本人にもビックリなその理由とは…。

僕はジョン・ロブの靴を持っていますが、飛びきり上等な靴だと気づく人は、おそらく誰もいないと思います。ごく平凡で目立たない、だからこそ働く大人の男性にぴたっとはまる靴なのです。

ジョン・ロブの社長は、こう言って笑った。
「上等な靴に、デザインはいらない。きちんとした手入れは必要だけれど、いい靴なら、ぴかぴかに磨きたてなくてもいい」
ぴかぴかに磨かないというのは、「おろしたての新品は格好悪い」というイギリス独特の美意識かもしれません。(中略)

社長はまた、「ジョン・ロブの靴は、きちんと手入れさえすれば毎日休まずに履けるし、それで40年もつ」と話していました。
仮に20歳で数十万円の靴を求めたとしても、定年の60歳まで、毎日同じ靴を履けるというのです。働く人が仕事用の靴を生涯トータル何足買うのかわかりませんが、決して高くない買い物かもしれません。

自分のライフスタイルにそぐわない高価すぎる持ちものはバランスを崩します。若い方であれば、そこそこ上質で足に合うものを、黒と茶色と色違いで二足持つといいと思います。仮に三足買える予算があるなら、それを二足分にして、その分上質なものを長く履くことです。上質なものを大切にしながら、長期にわたって履いていく。これはまさに働く姿勢に表れます。

さらに、靴は仕事の基本である健康管理にもつながっています。営業職で歩き回る人であれば、なおさら投資を惜しまないほうがいいでしょう。業種を問わず、いい靴と、粗悪な靴とでは、一日中履いて過ごした後の疲労感も違ってきます。一日の終わりが、靴によってがらりと変わるのです。
服よりもダイレクトに体に影響する靴は、慎重に選んで然るべきビジネスツールだと思います。

参考文献:『松浦弥太郎の仕事術』(松浦弥太郎「暮しの手帳編集長」著/朝日新聞出版)

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2014年12月 7日 (日)

仕事と車と靴の法則(前篇) 『名編集長の目線』(2)

「靴は男の第二の顔」と、銀座のママが書かれたものを読んだ記憶があります。また、銀行員は「履いている靴でその人物の力量を判断する」とも聞いたことがあります。ビジネスマンにとって、とても大事な「靴の法則」を、松浦氏がロンドンの靴の老舗ジョン・ロブの社長との会話も交えて展開します。なお、本稿は次回に続きます。

履いているときの足元ではなく、どこかで脱いで、あたかも他人のもののように離れた距離から眺めたときに、「ああ、いいな」と思える靴。そんな靴を選びたいと、いつも考えています。
これは車も同じで、駐車場に停めておいた自分の車を遠くから見たとき「ああ、なんだか好きだな」と思える車に乗りたいと思います。

特に男性の場合、靴と車はリンクしていて、どんなものを選ぶか、どんな手入れをするか、どんな使い方をするかに、人としての佇まいが現れます。そしてすべての基本という意味では、靴と仕事ぶりはリンクすると僕は感じているのです。

靴に自信がないと、その日一日がだめになる
汚れてかかとのすり減った靴を履いていて、いい仕事なんかできるわけがない。
そんな気すらするので、定期的に手入れをしています。和食のお店や旅館など、いつ靴を脱ぐ場面があっても、まわりの人に失礼にならず、自分自身が恥ずかしくないものを身につけるように心がけています。

仕事のための靴の選び方は、過激なデザインを避けること、奇をてらったり目立ちすぎたりするものは、働く場にふさわしくありません。ごく普通の主張しすぎないものを、きちんと手入れして履くのが理想だと思います。

あるときロンドンの靴専門店、ジョン・ロブの社長に話を聞く機会がありました。靴好きの人なら知っているとおり、ジョン・ロブの靴といえば1849年創業の超一流の手作りの逸品です。皮の裁断から縫い合わせ、ステッチなどまで、全部の工程が丁寧な職人芸で仕上げられていきます。それだけに廉価とはいえません。

手に入れやすいものでも、日本円にして十万円以上はします
名だたる店ですが、「すごい靴屋なんだ」と期待して入ると、もしかしたら拍子抜けするかもしれません。なぜなら、そこにあるのはごくスタンダードな靴ばかりだから。ローファー、紐靴、ブーツなど、デザイン性がほとんどない、昔ながらのシンプルな定番しかないのです。(以下次号)

参考文献:『松浦弥太郎の仕事術』(松浦弥太郎「暮しの手帳編集長」著/朝日新聞出版)

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2014年12月 4日 (木)

プライベートシーンでのドレスコードを考える 『名編集長の目線』(1)

『僕の好きな男のタイプ』という本が出たと、先月の新聞書籍広告にありました。意味深なこのタイトルの作者は、松浦弥太郎さん。知る人ぞ知る名エッセイストで『暮らしの手帳』の編集長です。この本にも触手を動かされますが、ブログ筆者は『松浦弥太郎の仕事術』という、ちょっと硬派の本に魅かれており、一部を紹介いたします。

ジャズのライブにどのような服装をしていったらよいかと松浦氏は悩んだ
あるときジャズクラブの「ブルーノート」で、名だたるミュージシャンのライブがありました。どんな格好をしていけばよいか、悩ましいところです。
ある人は、特別なライブだからフォーマルないでたちかもしれません。女性は華やかなドレス、男性はブラックタイといったふうに。

また別の人は、目的はジャズを楽しむことだからと、ジーンズにシャツといったくだけた服装かもしれません。
カジュアルすぎて場違いかもしれない。格式ばりすぎて浮くかもしれない。僕は頭を悩ませました。

まわりの雰囲気を考え、その場に調和する服装が一番いいとマナーの本の類にはありますが、冠婚葬祭でない限り、「TPOにあわせる」とは、かなり難易度が高い課題かもしれません。
そんなとき、年上の男性に教えられました。

「きみは、ジャズプレーヤーの演奏を聴きに行くんだろう? それなら、まわりのみんなじゃなく、そのジャズプレーヤーに対して敬意を払う服装で行けばいいんだよ」

一流のジャズプレーヤーが、そのライブに備えて練習をし、勉強をし、素晴らしい演奏をするために、コンディションも最高に整えてやってくるのです。その日の主役は彼であり、僕がその場に足を運ぶ目的も彼。それなら、一流の音楽を奏でる人に、敬意を表する服装を選ぶのが一番正しい。僕はそう、教えてもらったのです。

その日から、あまりドレスコードに迷わなくなりました。
自分がかかわるすべての人に敬意を表すための、清潔感のある身だしなみ、これが基本としてあれば、たいていの場面にふさわしい服装もわかってきます。

参考文献:『松浦弥太郎の仕事術』(松浦弥太郎著/朝日新聞出版社)

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