« 察するコミュニケーションと表すコミュニケーション 「察しの文化」(10) | トップページ | 仕事と車と靴の法則(前篇) 『名編集長の目線』(2) »

2014年12月 4日 (木)

プライベートシーンでのドレスコードを考える 『名編集長の目線』(1)

『僕の好きな男のタイプ』という本が出たと、先月の新聞書籍広告にありました。意味深なこのタイトルの作者は、松浦弥太郎さん。知る人ぞ知る名エッセイストで『暮らしの手帳』の編集長です。この本にも触手を動かされますが、ブログ筆者は『松浦弥太郎の仕事術』という、ちょっと硬派の本に魅かれており、一部を紹介いたします。

ジャズのライブにどのような服装をしていったらよいかと松浦氏は悩んだ
あるときジャズクラブの「ブルーノート」で、名だたるミュージシャンのライブがありました。どんな格好をしていけばよいか、悩ましいところです。
ある人は、特別なライブだからフォーマルないでたちかもしれません。女性は華やかなドレス、男性はブラックタイといったふうに。

また別の人は、目的はジャズを楽しむことだからと、ジーンズにシャツといったくだけた服装かもしれません。
カジュアルすぎて場違いかもしれない。格式ばりすぎて浮くかもしれない。僕は頭を悩ませました。

まわりの雰囲気を考え、その場に調和する服装が一番いいとマナーの本の類にはありますが、冠婚葬祭でない限り、「TPOにあわせる」とは、かなり難易度が高い課題かもしれません。
そんなとき、年上の男性に教えられました。

「きみは、ジャズプレーヤーの演奏を聴きに行くんだろう? それなら、まわりのみんなじゃなく、そのジャズプレーヤーに対して敬意を払う服装で行けばいいんだよ」

一流のジャズプレーヤーが、そのライブに備えて練習をし、勉強をし、素晴らしい演奏をするために、コンディションも最高に整えてやってくるのです。その日の主役は彼であり、僕がその場に足を運ぶ目的も彼。それなら、一流の音楽を奏でる人に、敬意を表する服装を選ぶのが一番正しい。僕はそう、教えてもらったのです。

その日から、あまりドレスコードに迷わなくなりました。
自分がかかわるすべての人に敬意を表すための、清潔感のある身だしなみ、これが基本としてあれば、たいていの場面にふさわしい服装もわかってきます。

参考文献:『松浦弥太郎の仕事術』(松浦弥太郎著/朝日新聞出版社)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■研修、講演などのご依頼、ご相談は【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。今回は「ビジネス・マナー研修」の話題から。

にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


エチケット・マナー ブログランキングへ

|

« 察するコミュニケーションと表すコミュニケーション 「察しの文化」(10) | トップページ | 仕事と車と靴の法則(前篇) 『名編集長の目線』(2) »

マナー研修」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: プライベートシーンでのドレスコードを考える 『名編集長の目線』(1):

« 察するコミュニケーションと表すコミュニケーション 「察しの文化」(10) | トップページ | 仕事と車と靴の法則(前篇) 『名編集長の目線』(2) »