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2014年12月 7日 (日)

仕事と車と靴の法則(前篇) 『名編集長の目線』(2)

「靴は男の第二の顔」と、銀座のママが書かれたものを読んだ記憶があります。また、銀行員は「履いている靴でその人物の力量を判断する」とも聞いたことがあります。ビジネスマンにとって、とても大事な「靴の法則」を、松浦氏がロンドンの靴の老舗ジョン・ロブの社長との会話も交えて展開します。なお、本稿は次回に続きます。

履いているときの足元ではなく、どこかで脱いで、あたかも他人のもののように離れた距離から眺めたときに、「ああ、いいな」と思える靴。そんな靴を選びたいと、いつも考えています。
これは車も同じで、駐車場に停めておいた自分の車を遠くから見たとき「ああ、なんだか好きだな」と思える車に乗りたいと思います。

特に男性の場合、靴と車はリンクしていて、どんなものを選ぶか、どんな手入れをするか、どんな使い方をするかに、人としての佇まいが現れます。そしてすべての基本という意味では、靴と仕事ぶりはリンクすると僕は感じているのです。

靴に自信がないと、その日一日がだめになる
汚れてかかとのすり減った靴を履いていて、いい仕事なんかできるわけがない。
そんな気すらするので、定期的に手入れをしています。和食のお店や旅館など、いつ靴を脱ぐ場面があっても、まわりの人に失礼にならず、自分自身が恥ずかしくないものを身につけるように心がけています。

仕事のための靴の選び方は、過激なデザインを避けること、奇をてらったり目立ちすぎたりするものは、働く場にふさわしくありません。ごく普通の主張しすぎないものを、きちんと手入れして履くのが理想だと思います。

あるときロンドンの靴専門店、ジョン・ロブの社長に話を聞く機会がありました。靴好きの人なら知っているとおり、ジョン・ロブの靴といえば1849年創業の超一流の手作りの逸品です。皮の裁断から縫い合わせ、ステッチなどまで、全部の工程が丁寧な職人芸で仕上げられていきます。それだけに廉価とはいえません。

手に入れやすいものでも、日本円にして十万円以上はします
名だたる店ですが、「すごい靴屋なんだ」と期待して入ると、もしかしたら拍子抜けするかもしれません。なぜなら、そこにあるのはごくスタンダードな靴ばかりだから。ローファー、紐靴、ブーツなど、デザイン性がほとんどない、昔ながらのシンプルな定番しかないのです。(以下次号)

参考文献:『松浦弥太郎の仕事術』(松浦弥太郎「暮しの手帳編集長」著/朝日新聞出版)

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