« 小学1年生のトットちゃんが学んだ傾聴 黒柳徹子さんのこと(4) | トップページ | なぜ私たちはいつも時間がないと感じるのか?(前編) 美しいセオリー(1) »

2015年1月22日 (木)

5W1Hで「聴く力」 黒柳徹子さんのこと(5)

会話が進んで、さらに相手の事情を知りたい場合、有効な質問法があると『プレゼンテーションの技術※』の著者は書いています。「なるほど、で5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)」がそれです。「間」を外さず、「なるほど」「まさか」などの後に、5W1Hを状況に合わせて挿入すると会話がスムーズに進行します。

『徹子の部屋2』(黒柳徹子著)から、遠藤周作氏との対談でこれを扱っている場面を引用させていただきます(カッコ内およびアンダーラインは参考文献著者記入)。

徹子 でも、また『好奇心のかたまりだ』っていう本を出して…。
遠藤 ええ。ですから、何かがあると、すぐ飛んで行くんですよ。
徹子 面白そうなことがあると?(中略)

遠藤「だから高知で、たとえば少年たちが空飛ぶ円盤を拾ったっていうと、わたし、私費を出してでも飛んで行きますからね」
徹子「いらっしゃったんですか」(支持+明確化)
遠藤「はいはい。その少年たちに会いに」
徹子「で、どうでした?」
遠藤「彼らは拾って、風呂敷の中に入れて、バケツの中に入れてんですよね。20人くらいの少年たちと会いましたけど」
徹子「で、その、ものはごらんになりました?」
遠藤「いや、それが、風呂敷に入れて部屋ん中に置いとくと、忽然として消えることが3回」
徹子「(なるほど、で)それはかけら? それともそのものなんですか?」
遠藤「いや、ちっちゃな円盤ですよ、云々・・・・・」

なるほど、で+いつ? どこで? 誰が? 何を? なぜ? どのように? と短く投げかける言葉は、さらにその質問の回答を要求する作用をしているのがよくわかります。黒柳さんは感覚で使い分けていらっしゃるのでしょうが、参考文献の著者が指摘する通りの「質問法」を実践されているのが、本当にすごいですね。

※参考文献には 遠藤「だから高知で、…」からしか記載されておりませんでしたが、お話の輪郭を理解いただくために、ブログ筆者が上段の3行をつけ加えています。

※:『プレゼンテーション技術』(森田琢夫著/井上書院)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■研修、講演などのご依頼、ご相談は【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。今回は「プレゼンテーション研修」の話題から。

にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


企画書・プレゼン ブログランキングへ

|

« 小学1年生のトットちゃんが学んだ傾聴 黒柳徹子さんのこと(4) | トップページ | なぜ私たちはいつも時間がないと感じるのか?(前編) 美しいセオリー(1) »

プレゼンテーション研修」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 5W1Hで「聴く力」 黒柳徹子さんのこと(5):

« 小学1年生のトットちゃんが学んだ傾聴 黒柳徹子さんのこと(4) | トップページ | なぜ私たちはいつも時間がないと感じるのか?(前編) 美しいセオリー(1) »