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2015年4月19日 (日)

トップクリエイターのアイデアメモ ビジネスに欠かせないメモ術(9)

『トップクリエイター26人のアイデアノート』という本を見ていたら、その内の12人の文中見出しに「メモ」が登場することに気づきました。前回、斎藤孝氏の「アイデアマンほどメモする習慣がある」を紹介しましたが、まさにそれを証明するような事例といえますので、今回はその内容をほんの少し紹介します。

クリエイターの頭の中を覗いてみたい
それなら彼らがつけているノートを見れば、思考の片鱗がうかがえるかもしれない。
そうした思いから、さまざまな分野で目覚ましい活躍を見せるクリエイター26人に密着取材を敢行してまとめた本とのことです。彼らが仕事の中で、どのような内容をメモし、それがどのような成果につながったのか…代表例をひとつ取り上げましょう。

ピンクのクラウンを生み出した「メモ」の内容は・・・
女優の松島菜々子さんがビート・たけしこと北野武氏を相手にピンクのクラウンを颯爽と乗りこなすコマーシャルの記憶が残っていらっしゃる方も多いと思います。このクルマを企画した副田高行氏(グラフィックデザイナー/アートディレクター)が本の3人目に登場し、ピンクのクラウン誕生の秘話を生々しく語られています。

メモはありあわせの紙で十分、アイデアのヒントは本屋にあり
頭に浮かんだことは、もらったメモ用紙などありあわせの紙に書き、「アイデアは、デスクに向かって出すことはほとんどなくて、散歩中や自動車の運転中、就寝前などに浮かぶことが多いですね」と副田氏。また、アイデアを出すためによく行くのが本屋さんだそうで、「私は、本屋は“宇宙”だと思っているんですよ」とのこと。

約束事を取り払ったCMで、見る人の注意を引きたい
(編集者が)見せてもらったメモには、「フロントを見る北野さん」と「ピンクのクラウン」という文字とともに、簡素なスケッチが描かれていました。そしてこれがそのまま、トヨタ自動車のクラウンのイメージ広告になりました。

「クラウンのイメージアップ戦略として、どんな広告を打てば面白いのかをよく考えた結果、みんながびっくりするようなピンク色のクラウンを作ろうということにしたんです」。実際にできあがった広告は、ほぼ副田氏のメモのままでした。

一連の広告キャンペーンは功奏し、ピンクのクラウンに予想を上回る数百台の予約が入ったのはご存知の通りです。「メモ」の力恐るべしですね。ちなみに、時代を席巻する広告を生み出す副田メモは、ほとんど仕事が終わるとすぐに捨てられるそうです。

参考文献:『トップクリエイター26人のアイデアノート』(ブレーン編集部編)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

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