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2015年4月 5日 (日)

目標を2つ持つという柔軟な発想法  ビジネスマンのためのメモ術(5)

自分で目標を立てて取り組めるようになると陥るのが、ハードルの高い目標設定です。目標達成の自信があるから理想が高くなります。しかし仕事を進めるうちに目標の高さに気づき、達成の難しさを実感します。その結果あせって失敗したり、途中であきらめたりしてしまうのです。そうならないためにはどうしたらよいでしょうか?

仕事にメリハリをつける(全力投球と余力で行う部分に区分けする)
書で言えば、文字の大小、濃淡、太い細い。写真で言えば、光の明暗。運動で言えば、力の入れ方の強弱。つまりテンションとリラクゼーション。それらのメリハリがきいたものを、いい作品といい、いい体の動きといいます。仕事も同じで、全力投球するところと、余力程度でするところを分けなければならなりません。

この区分けを自衛隊流に言えば「必成目標」と「望成目標」となる
「必成目標」とは必ず達成しなければならない目標のこと。「望成目標」とは達成することが望ましい目標のこと。時と場合によっては、望成目標を切り捨てることもあります。我(われ=味方)の隊力(組織の持つ力)が十分にない場合はやむを得ないからであり、必成目標達成に持てる力をすべて集中するためでもあります。

「メモ」のメリハリとは
これをメモに置き換えると、必ず書いておかなければならないことを書き留め、書かなくてもよいことは書かない。これがメモのメリハリです。メモは正式な書類ではなく、後から見て何が書いてあるかがわかればよいのです。つまり、要点だけを後から見てわかるように書いておけばよいということなのです。

自衛隊の渡河訓練の「必成目標」と「望成目標」は・・・
「必成目標」は途中て溺れたり、流されたりすることなく全員が無事に川を渡りきって対岸に到着すること。「望成目標」は川を渡りきるのみならず対岸の敵を駆逐してしまうこと、というイメージです。メモ帳の情報を見ながら達成率の高い「必成目標」を立て実行し、目標が達成できれば次のステップの「望成目標」が見えてきます。

「望成目標」を組み立て、達成することにメモ帳が貢献
「望成目標」を立てるには、「必成目標」で使ったメモ帳の情報を検証して下地にすればよいでしょう。ここに目標を大きくするための新しい情報を加えれば「望成目標」ができます。「望成目標」を達成するには何を、いつまでに、どのようにやるかをクリアに立てて、ことあるごとにメモ帳を見て進捗を管理すれば達成が近づいてきます。

出典:『自衛隊に学ぶメモ術』(平野隆之監修・松尾隆著/マイナビ新書)

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