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2015年4月16日 (木)

頭によぎった暗黙知をメモする   ビジネスに欠かせないメモ術(8)

普通の人とアイディアを多く生む人のちがいのひとつに、フッと頭によぎったことをメモする習慣の「あり」「なし」があるそうです。優れた暗黙知を持っていても、それが言語化される前に(メモしない)また暗黙知の海に流されてしまいます。それは参考文献の著者・斎藤孝氏に言わせると、アイディアの浪費でしかないのだと…。

アイディアマンほどメモする習慣がある
どんな人でもふとしたアイディアを長い時間覚えていることはできないものです。一度書き記しておけば、それがひとつの取っ掛かりになって、あのときこう考えていたということがズルズルと芋蔓(いもづる)式に出てきます。キーワードがいくつか書いてあれば、その芋蔓の蔓までドンドン出てくることになります。

暗黙知がフッと波頭のように表に出た瞬間を逃さずとらえる
これが一個だけですと、芋一個になってしまうので、体系的なアイディアに結びつきません。それでは掘り起こしてみても、「もうちょっとあったんだけどなぁ」と後悔するのがオチです。ワードの連関をして3つ4つ書いておけば(グループで言葉をメモしておくということ)、蔓の連関ができ、ズルズルと引き出すこともできます。

メモを取ることは習慣であり、技です
やっている人は常にペンをもっています。そういう用意のない人はそもそもペンをもって歩かなくても平気でいます。私は手帳と三色ペンがないと、どんな場合も不安で落ち着きません。フッとアイディアが浮かんだとき、それをつかまえておけないからです。網をもたずにいきなり魚群と出会うのは、もったいなさすぎますから。

宮沢賢治は、歩くときには首からペンをぶら下げていた
彼は、詩が思い浮かんだら歩きながらその場で手帳に書き込んでいました。私は『宮沢賢治という身体』(世識書房)という本を書いたとき、「外を歩きながらメモする」という賢治の習慣を、想像力を支える重要な技として取り上げました。みんながいつもペンをぶら下げて歩けば、ずいぶん変わります。

●斎藤孝氏はベストセラー『声に出して読みたい日本語』の著者でもあり、『3色ボールペンで読む日本語』という著作もあります。「自分のアイディアをメモする習慣をもつということは、自分の暗黙知と常につきあうということ」と語りつつ、本文にも出てきましたが、3色ボールペンでのメモの効用を説かれています。

参考文献:『会議革命』(斎藤孝著/PHP研究所)

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