« 「スキルを身につけるのは、自分の志を達成するため」 ハーバードに学ぶ(1) | トップページ | 失敗を許容する文化から『トイ・ストーリー』が誕生  ハーバードに学ぶ(3) »

2015年8月 2日 (日)

失敗を「紙に書いて分析」すれば立ち直れる  ハーバードに学ぶ(2)

「ハーバード大学出身者でも傑出した成功者は3%しかいない」という調査結果があることを、前回の文末に記しました。そして、その3%の人たちに共通していたのは「具体的な目標を持ち、それを紙に書いていた」ということでした。今回はそれに類するお話で、「紙に書いて」分析することで、失敗から立ち直れるというものです。

何かに失敗して、ひたすら思い悩んでしまった経験はありませんか?
そんな時、最も効果的な立ち直り方の1つは「書くこと」です。何を書くかといえば、「失敗した原因」と「今後の対策」です。原因を書き出してみると、どれも“少し努力すれば改善可能なこと”であることがわかってきます。書いているうちに、気持ちも落ち着いてきて、死ぬほど思い悩んでいた自分は何だったのかと思います。

失敗の原因を分析できれば、具体的な対策が見えてくる
「自分の思っていることを書くという行為は、レジリエンス(失敗から立ち直る力)を身につける上でも役に立つと心理学者は唱えています。失敗してしまった時、なぜこうなってしまったのか、紙に書いて整理してみると、自意識を取り戻していくことができるそうです」(サンドラ・サッチャー教授)。

レジリエンス(失敗から立ち直る力)が求められる時代
一流のグローバル企業が今、一番欲しい人材。それはレジリエンスがある人です。最近では、採用試験でも、ハーバードの入試でも、レジリエンスは合否を左右する重要な要素になっています。ハーバード大学では数年前まで、受験者は「あなたは失敗から何を学びましたか」というテーマの作文の提出を求められました。

レジリエンスはリーダーに必要な新しい能力
それは予期せぬ変化が起きても動じずに先頭を走ってくれる人が必要だからです。
「勝者になるか、敗者になるか。失敗からどう立ち直るかで決まります。(中略)どんな変化が起きても不思議ではない時代に、レジリエンスは、リーダーに必要なあたらしい能力なのです」(ロザベス・モス・カンター教授)。

勝者と敗者の分かれ目は失敗した後に、すぐに行動できるかどうか
失敗は誰にでも起こり得るもの。人間ならミスもするし、間違った決断もします。不況、天災、事故など、自分ではコントロールできないことが原因で、逆境に陥ることもあるでしょう。失敗も逆境も生きている限り、避けられないのです。
しかし、それに対してどう対処するかは、「自分の意志」で決められます。

参考文献:『ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか』(佐藤智恵著/日経BP社)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■研修、講演などのご依頼、ご相談は【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。今回は「リーダーシップ研修」の話題から。

にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


コーチング ブログランキングへ

|

« 「スキルを身につけるのは、自分の志を達成するため」 ハーバードに学ぶ(1) | トップページ | 失敗を許容する文化から『トイ・ストーリー』が誕生  ハーバードに学ぶ(3) »

コーチング・リーダー研修」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 失敗を「紙に書いて分析」すれば立ち直れる  ハーバードに学ぶ(2):

« 「スキルを身につけるのは、自分の志を達成するため」 ハーバードに学ぶ(1) | トップページ | 失敗を許容する文化から『トイ・ストーリー』が誕生  ハーバードに学ぶ(3) »