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2015年9月13日 (日)

ビジネスパーソンが磨くべきもっとも重要なスキルは?  Googleに学ぶ(4)

前回のテーマは、「大企業の幹部にとって一番重要な仕事とは?」で、答えは「採用」でした。今回は「ビジネスパーソンが磨くべきもっとも重要なスキルは?」です。回答を先に書いてしまうと、それは「面接」と参考文献の著者は言います。限られた時間の中で候補者の能力を見定めるのは、じつは至難の業だからです。

ビジネスパーソンが磨くべきもっとも重要なスキルは、面接スキルだ! 
経営学の教科書やMBAコースでは、そんなことは言われなかったかもしれません。CEOや大学教授、ベンチャー投資家は、成功するのに一番重要なのは人材だ、とよく言いますが(現実にはそのとおり)、実際にどうやってその優秀な人材を獲得するかには(得意な口先の理論でも)触れないことが多いのです。

はっきり言ってほとんどの人は面接が下手!
面接は人工的かつ時間的制約のある状況で、候補者の能力を見定めなければなりません。それには特別な、そして高度なスキルセットが必要になります。しかしその前に、
質の高い面接をするには準備が必要です。それはあなたが平社員だろうと、経営幹部であろうと変わりません。はっきり言ってほとんどの人は面接が下手です。

優秀な人材を見分けるのは事前の準備と質問力
きちんとした面接をするには、自分の役割を理解し、候補者の履歴書を読み、そして一番重要なこと――何を聞くか――を考えなければなりません。そのためには、まず応募者がどんな人物か、また会社にとって重要な人物になり得るかを考え、これまでかかわってきた仕事を調べ、自分なりの評価をしておくことが必須となります。

面接の目的は相手の限界を確かめること
とはいえ、過剰なストレスをかけるのは避けましょう。最高の面接は、友人同士の知的な会話のようなもの(「いま、どんな本を読んでいる?」など)。質問は間口の広い、複雑なものにしましょう。正解が一つではないので、相手のモノの考え方や議論の組み立て方を観察できます(応募者が何を主張し、どのようにその正当性を主張するか)。

質問が具体的だと、聞く能力、理解力など応募者への理解が進む
応募者のバックグラウンドについて聞くときには、単に過去の経験談ではなく、「そこから何を学んだか」を説明してもらい、応募者に思考力をアピールしてもらいましょう。「何に驚きを感じましたか?」というのは、うまい聞き方です。準備してきた答えではなく、自分の経験をこれまでとは違った目で振り返らなければならないからです。

参考文献:『How Google Works』(エリック・シュミット&ジョナサン・ローゼンバーグ&アラン・イーグル共著/日本経済新聞出版社)

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