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2015年10月22日 (木)

甘いものが好きな人は感じが良く受け止められる  非言語情報と五感(5)

甘いもの好きには「良い人」が多い――。こう判断されることが多いのはなぜ? さらに、人は甘い香りからも影響を受け、特定の行動(たとえばお財布のヒモが緩みがちとなる)が喚起されます。(あまり感心しませんが)ナンパの成功率を上げる匂いがあれば、部屋を片付けたくなる匂いや脚が速くなる匂いもあるそうです。

研究1:好きな食べ物についての説明を添えた、人物の写真を見せると・・・
・甘いもの好きな人は、ほかの味の食べ物が好きな人より感じがいいと評価された。

研究2:ピザレストランで、店内にラベンダーの香りを発散させる・・・
→なんの香りも発散させなかったときと比べて、客が店に長時間滞在し、多くの金を使った。

研究3:ペパーミントの香りがする部屋で、さまざまな課題をやらせると・・・
・認知的活動(注意力と記憶力を要する課題、事務的な作業)や運動のパフォーマンス(走る速さ、握力の強さ、腕立て伏せの回数)が上がった。

研究4:待合室にゼラニウムのエッセンシャルオイルの香りを発散させると・・・
→なんの香りも発散させなかったときと比べて、人々が互いに関わり合おうとする傾向が見られた。

研究5:一つの部屋に滞在させたあと、なんの香りもしない部屋に移動させると・・・
→移動前に清潔な香りのする部屋にいた人は、なんの香りもしない部屋にいた人よりも、テーブルの上のビスケットの屑を掃除するケースが多かった。

【結論】
・甘いものが好きな人は感じが良いとみなされる。
・実際に甘いものを食べると、他人に親切な行動をとりやすくなる。
・店に訪れた客の滞在時間を長くし、財布のヒモを緩ませる香りがある。
・認知的行動や運動のパフォーマンスを高める香りもある。
・浄化に関係する香りを嗅いだ人は、浄化行為をおこないやすくなる。

【応用編】
・デートや商談のときは、相手に好印象をもたせるため、甘いものを食べよう
・店作りや、事務作業、勉強には匂いの力を活用しよう。
・子ども部屋を綺麗にさせたいときは、浄化にかかわる香りを嗅がせよう。

参考文献:『赤を身につけるとなぜもてるのか?』(タルマ・ローベル著/文藝春秋)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

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