« 倫理観にも影響を与える身体変化とは?  非言語情報と五感(7) | トップページ | 教育現場(小・中学校)でのクレーム事例  部活の苦情・クレーム(2) »

2015年11月 1日 (日)

『AERA』が取り上げた部活の現状  部活の苦情・クレーム(1)

『AERA』2015年12月2日号目次に“ブラック部活”の理不尽 があり、見開き2頁にぎっしりと「丸刈り厳罰 白飯2杯ノルマ」が書かれていました。そういえば、以前目にした教職員に関するクレーム本の中に“部活”に関する記述がいくつかありましたので、今回はこれを取り上げます。まずはAERAの記事から。

夏合宿初日1人遅れた。すると、顧問は説教後バリカンを置いて出て行った
これは、暗黙の「全員丸刈りの厳罰」で、部員たちは3ミリ以下の坊主頭で数日間、炎天下にさらされました。頭皮は日焼けで水ぶくれになるやけど状態。熱中症で救急搬送されたり、体調を崩す部員が続出したそうです。ちなみに合宿地は「日本一暑いところでやろう」という顧問の鶴の一声で決まったとのこと。

新人女子高生に「3食どんぶり飯2杯」のノルマは、あまりに過酷では・・・
これは関東地方にある私立高校バスケット部女子部員の母親の感想。1年生は2年生以上が体育館に現れるまでボールにさわれない「きまり」があるため、自主練習もできない。4回もあった夏合宿中は、3食どんぶり飯2杯がノルマのため、泣きながら押し込んだ後、口のなかに指を突っ込んで吐いてから練習したのだと。

ブラック部活の存在には指導者とその父兄との関係も見逃せない
上記2例は、強豪校・伝統校などに見られる名物監督(もしくは顧問)の一部に見られる傾向のように思われます。しかし、彼らにこのような思い違いをさせてしまっているのは、生徒の父母の責任もあるのだとの指摘もあります。出典は前出と同じ『AERA』の2013年1月28日号から2例紹介します。

まるで「狂気の沙汰」? 部活サポートに奔走する親
神奈川県内に住む母親(54)は毎朝、ソフトテニス部の朝練で5時のバスに乗る高校生の娘のために、朝昼夜の3食分の弁当を作りました。強豪校なので覚悟はしていたそうですが、休みは正月の2日間だけ。遠征費や毎年新調するユニホームなどに年間30万円以上かかる金銭的負担も大きかったそうです。

私立の野球の強豪校で実際にあったという、信じられないようなお話
元部員の母親によると、個人的にお歳暮や心付けを渡している親もいたと。そして、親のボーナス時になると、練習道具や栄養補助食品など数十万円の商品の業者説明会まであり、購入した子は監督の特別指導を受けられることもあったとか。このためレギュラー入りのためにどこまでやるのか。親同士が連絡を取り合い右往左往したといいます。

参考資料:『AERA』2015年12月2日号&2013年1月28日号

2017年8月25日(金) 超実践型 『クレーム電話対応力強化研修』~クレーム客6つの心理と現場対応10ヶ条~(株式会社アークブレイン様主催公開セミナー) 

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■研修、講演などのご依頼、ご相談は【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。今回は「クレーム対応研修」の話題から。


にほんブログ村

|

« 倫理観にも影響を与える身体変化とは?  非言語情報と五感(7) | トップページ | 教育現場(小・中学校)でのクレーム事例  部活の苦情・クレーム(2) »

クレーム対応研修」カテゴリの記事