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2016年6月 9日 (木)

ユニーク企業DeNA創業者&補助人工心臓開発者 活躍する女性たちの群像(3) (ウーマン・オブ・ザ・イヤーの大賞受賞者紹介 Ⅰ)

2007年度 南場智子氏(㈱ディー・エヌ・エー代表取締役社長)の大賞受賞理由
●1日1億PVというモバイルコンテンツを展開、ケータイの「Web2・0」を切り開く/●2005年上場後も業績拡大、前年比売上高・経常利益とも2倍超に/●循環型社会の形成に寄与という社会貢献をミッションに、着実な経営をする均等法第一世代社長

「そんなに大変だったなんて知らなかった」。知人の一人はそう言った
南場さんは金策に駆け回り、個人口座が空っぽになっても、苦労を感じさせない人でした。9割方勝ち目のないといわれた会社を、失敗から学ぶことで成功に導きました。利用者が発信し、参加しながら作り上げる「Web2・0」の世界。モバイルサービスでそのトップを駆け抜ける「DeNA」は、創業者である南場智子さんの分身なのです。

前年改正された「男女雇用機会均等法(通称)」が施行された1986年に大学を卒業(在学中に米国留学)した南場智子氏は、世界最大の経営コンサルタント会社・マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンに入社。2年後にバーバード大学に留学しMBAを取得し復職。同社で歴代女性3人目となる共同経営者に上り詰めます。

ベンチャーキャピタリストの世界には一つの不文律がありました。それは、「女性経営者とコンサル出身者に投資すると失敗する」というものでした。さすがの南場氏も設立当初はこのジンクスが当てはまりそうでしたが、外注のシステム開発の失敗から、発展のためには自社でシステム開発ができる技術力がなければ…と気付き危機を脱します。

2008年度 野尻知里氏(テルモ執行役員、テルモハート社 社長)の大賞受賞理由
●世界初の技術を用いたことで耐久性に優れた補助人工心臓を完成。実用化に成功した/●欧州での販売開始を皮切りに、米国での治験の準備を進める/●医師から医療機器の開発者、世界の医療をリードする経営者へ柔軟にキャリアを変えた

野尻さんの京都大学理学部入学年(1971年)は、学生283人中女性はたった2人。難関をくぐり抜けて入った学部でしたが、「女性が理学部を出ても所詮お茶くみだよ」と言われたことをきっかけに、医学部に再入学。心臓外科を選んだのは物理好きにとって機械的ポンプと同様の原理で動く心臓の仕組みが一番わかりやすかったからとか。

しかし、卒業後に希望した京大付属病院の外科からは、「女性トイレや宿直室など、女性を迎えるインフラがない」と医局入りを断わられました。それでも心臓外科になりたくて、教授に直談判。心臓手術の症例の多い北九州・小倉記念病院へ転任させてもらいましたが、赴任先では2日に一度は宿直というハードスケジュールが待っていました。

参考文献:『日経WOMAN』(月刊誌/日経BP社)

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