« 発想法の宝庫『アイデア・バイブル』『クリエイディブの処方箋』  発想法(24) | トップページ | 「発想法24・25」の参考資料 『アイデア・バイブル』(マイケル・マハルコ著/ダイヤモンド社)に紹介されている35の発想法 »

2016年12月15日 (木)

さまざまな発想法を教えてくれる『アイデア・バイブル』  発想法(25)

『アイデア・バイブル~創造性を解き放つ35の発想法~』は赤い表紙で税込み3,024円ですので、かなり高価な本です。とはいえ、サブタイトル(~部分)にもあるように内容は盛りだくさんで、オズボーンのチェックリストを筆頭に代表的な発想法が紹介されています(詳細については、参考資料として12月16日に掲載します)。

『アイデア・バイブル』より(2)
燃えない壁紙はこのようにして誕生しました

壁紙の販売を手がけるある零細企業は大企業との競争に直面していました。幸いなことに、零細企業には計画的な体制ができていました。これは、お金では買えない数少ない貴重な財産です。最高のアイデアとはいつだって、ナプキンの裏*に走り書きされたような単純なものなのです。このことをCEO自身がよくわかっていました。

*LCC(格安航空会社)の代表格は米国の国内線・サウスウエスト航空ですが、この会社は2人の実業家がダウンタウンのバーで、紙ナプキンの裏に書いたメモが原型で、その紙ナプキンは今、額に入れられてサウスウエストの本社の壁を飾っています。

CEOは毎日問い続け、ついに壁紙の気持ちになることができた!
壁紙が心配しているだろうと想像したことは、火事でした。壁紙の材料は、ほとんどがビニールやポリプロピレンなど燃えるとかなり有害な織布だからです。大手の壁紙企業はこうした潜在的に危険性のある製品を売っていたのです。そこで、彼の企業は毒性がなく、耐火性のあるグラスファイバー素材を独自に開発しました。

続いて新素材に関する説明資料を卸売業者や建築家など壁紙を選らんだり購入する人へ送りました。資料には大企業が販売する従来の壁紙の有毒性を詳細し、火事が起こった場合、被害者や遺族は、危険な壁紙の使用を決めた施主や建築家、土木技師、あるいは販売者やメーカーを相手どって集団訴訟を起こす可能性を書き添えました。

DMの効果はてきめんで、この小さな会社に老人ホーム、ホテル、カジノ、刑務所、病院、学校、大手ホテルチェーンから注文が舞い込み始めます。大手企業は慌てふためきました。長年ともに仕事をしてきた販売業者やデザイナーが大企業の製品に疑問を持ち、仕事先として小さいが安全性を考える会社を選んだからです。

サルを捕まえるには、ナッツを入れた口の狭い瓶を地面に埋めておけばよい
サルが瓶に手を突っ込み、ナッツをひと握りつかみます。ところが瓶の口が狭いので握った拳をひっぱり出すことができません。しかしサルはナッツを放そうとせず、結局罠にかかって捕まってします。自分の思い込み、考え、悩み、心配を後生大事に手放さずにいると、サルのように罠にかかってしまうかもしれないのです。

参考文献:『アイデア・バイブル』(マイケル・マハルコ著/ダイヤモンド社)

ホームページ https://www.leafwrapping.com/

■研修、講演などのご依頼、ご相談は【プロフィール】(画面左顔写真下)の〈メール送信〉からお願いいたします。今回は「マーケティングその他」の話題から。

にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


社会・経済 ブログランキングへ

|

« 発想法の宝庫『アイデア・バイブル』『クリエイディブの処方箋』  発想法(24) | トップページ | 「発想法24・25」の参考資料 『アイデア・バイブル』(マイケル・マハルコ著/ダイヤモンド社)に紹介されている35の発想法 »

マーケティング・その他」カテゴリの記事