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2017年2月

2017年2月25日 (土)

「キラーストレス」 メンタルへルスシリーズ(7)

皆さんは「キラーストレス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ブログ筆者は昨年偶然ですが、NHKの番組で取り上げられているのを観ました。1つのストレスではさほど負荷がかからないものの複数になると死に至ることもあるというものです。今回はその対処法のひとつであるコーピングついて分かりやすい著書がありましたのでその中からご紹介します。

幾つもストレスが重なると人の体に「ストレス反応の暴走」を引き起こす
例えば、職場の人が退突然職し補充がなく仕事の量が増え残業続きで睡眠時間の確保もままならないそんな時に親族が亡くなってしまった など。幾つもストレスが重なり体が「ストレス反応の暴走」を引き起こすと脳細胞や血管を破壊して、人を死に追い込むという詳細なメカニズムがあるそうです。

コーピングレパートリーは質より量たくさんあれば選べる
コーピングとは「ストレスに対する意図的な対処」ですが、どうにかしたい!と思って何かをすることです(ここでは行動的コーピング、実際の行動を伴うもの)。何かはたくさんあった方が良いです。ストレスに応じてさまざまなコーピングを試して、自分にあうコーピングを探します。選ぶことが大切なコーピングは「質より量」なのです。

レパートリーはしょぼいものでも大丈夫! マッチングさせてみよう
100個ぐらいは見つけておくと困らない!とにかくストレスとコーピングをマッチングさせる訳ですから、これがダメならあちらでと。「このストレスにはこのコーピングが効果的」ベストな組み合わせを見つけることです。それを検証するために「コーピング日記」をどんどん付けるとマッチングが早く、的確になっていくはずです。

ブログ筆者もレパートリーを書き出してみました
景色の良い手賀沼沿いをウォーキング シュークリームを食べる サウナに入る 
ホットヨガ、骨盤エクソサイズを受講する アロマの香りをかぐ アロマオイルを塗る 圧力鍋でカレーをつくる 自身でつくったお好み焼きを食べる お気に入りのカフェでモーニングを食べる 国会図書館に行く 日枝神社へお参りに行く 音楽を聴く 映画を観る 珈琲を飲む モロゾフのプリンを食べる ゆっくり睡眠をとる 美術館に行く その他多数

書き出すと意外にすらすらと出てきました。自分自身を知る良いきっかけにもなりますが、こうして実際に書き出して眺めてみるといかに食べることと身体を動かすことが好きかというのが改めて分かりました。上手くマッチングさせてストレス解消に努めたいものです。

※参考文献:『コーピングの優しい教科書』(伊藤絵美著/宝島社)

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2017年2月16日 (木)

ネガティブ情報は悪影響を及ぼすことばかり? メンタルへルスシリーズ(6)

今回は様々な研究結果についてですが、著書を読んでとても興味深いと思いました。やはりネガティブな事柄は何に付けても良くないようです。そして、研究結果によって、物事に対する考え方の中には健康と寿命を大きく左右するものがあることを納得しました。皆さんはポジティブ思考、それともネガティブ思考でしょうか?

ポジティブ思考がやはり長生きの秘訣
年齢を重ねることをポジティブにとらえている人は、ネガティブに捉えている人よりも長生きをするイェール大学のある有名な研究では、中年の男女を20年にわたって調査しました。その結果、中年期に年齢を重ねることをポジティブにとらえている人はネガティブに捉えている人よりも平均寿命が7.6年も長かったのです

人を信用出来る人は長生きが出来る?
「ほとんどの人は信用できる」と考えている人は、長生きする傾向にあります。デューク大学が15年かけて行った研究によると、55歳以上の成人で「人を信用できる」と思っていた人たちの60%は、15年後の研究終了時に生存していました。それとは逆に、「人は信用できない」と思っていた人たちの60%は、研究終了時にはすでに亡くなっていました。

健康増進に役立つと思われていた方法が裏目に出てしまった例
煙草の包装に警告表示の画像を載せるのは効果があるか?多くの医師が画像を見た喫煙者は欲求が治まって禁煙したくなるだとうと答えます。どころが、ショッキングな恐ろしい画像、病院のベッドで死にかけている肺がん患者の画像などを見せられると、喫煙者は帰って猛烈に煙草を吸いたくなくなってしまうのです。

その理由とは?
喫煙者は画像を見せられると恐怖に襲われます。不安な気持ちを落ち着かせるためには、煙草を吸うより他にいい方法がないからです。喫煙者は恐怖を感じれば禁煙に繋がる行動をとるはず、という医師たちの予想に反して、ただ恐怖から逃れようとするだけだったのです。

恥をかくと「自己破壊的な行動」に走ってしまう
不健康な習慣のある人たちに恥をかかせることです。カリフォルニア大学サンダーバーバラ校で行われたある実験。肥満の女性たちに『ニューヨークタイムズ』の記事、肥満の従業員らに対し、雇用主による差別だ待遇が始まっているを読んでもらいました。この記事を読んだ女性たちは(今度こそ減量すると誓っていたにもかかわらず)、全く別の職場問題に関する記事を読んだ肥満女性たちに比べて2倍のカロリー量のジャンクフードを食べてしまいました。恐怖、不名誉、自己批判、恥 そのようなネガティブな感情を人々に抱かせれば、健康状態を改善するための強力な動機づけになるだろうと、多くの医療従事者は考えている。しかし、科学的な実験を行ってみると正に問題行動に走ってしまうのです。

出典:『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル著/大和書房)
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2017年2月 7日 (火)

いつもと違う自分に気づくこと!メンタルへルスシリーズ(5)

前回はストレスは悪いことばかりではないことを書きました。そうは言っても度を越えてしまうと上手く対処が出来ず様々な異変に襲われることがあります。そんな時には要注意!ちょっと疲れているだけと過信は禁物です。ブログ筆者の場合は顕著に身体に現れます。身体は正直なんだなとつくづく思います。皆さんは下記の項目大丈夫でしょうか?

まずは、いつもと違う自分に気づくこと!
1、悲しい、憂鬱な気分、沈んだ気分
2、何事にも興味がわかず、楽しくない
3、疲れやすく、元気がない(だるい)
4、気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくう、何もする気がしない)
5、寝つきが悪くて、朝早く目が覚める
6、食欲がなくなる
7、人に会いたくなくなる
9、夕方より朝方の方が気分、体調が悪い
10、失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
11、自分を責め、自分には価値がないと感じる など
出典:厚生労働省「うつ対策推進マニュアル―都道府県・市町村職員のためにより

上記のような症状が2週間続くと“おかしい!”と思うこと
そのままにせず誰かに相談してみる、またはカウンセリングを受けてみる、専門医で受診するなどの対処が必要になってきます。また、職場であればあなたでなくても、回りに上記のような症状の同僚がいたら率先して声がけをすることも大事です。早期の対策を取ることでメンタルへルス疾患の未然防止になります。

●もし、これらを「ちょっと調子がわるいだけ」とスルーしているとその先に・・・
いわゆる「うつ病」「」パニック症候群」「PTSD」などに掛かってしまうことがあります。ブログ筆者も「ちょっと調子がわるいだけ」で今まで過ごしてきたように思います。流石に2週間はないので、軽いストレス反応だったりするのでしょう。そして、その時は微熱があっても根性で必ずと言っていいほど乗り切ります。でも、あとになって大きなダメージとなって返ってきます。口と鼻の粘膜はぐちゃぐちゃでたまに抗生物質のお世話になることも否めません。身体は正直ですから、自分だけは大丈夫と過信は禁物ですね。

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