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2017年2月16日 (木)

ネガティブ情報は悪影響を及ぼすことばかり? メンタルへルスシリーズ(6)

今回は様々な研究結果についてですが、著書を読んでとても興味深いと思いました。やはりネガティブな事柄は何に付けても良くないようです。そして、研究結果によって、物事に対する考え方の中には健康と寿命を大きく左右するものがあることを納得しました。皆さんはポジティブ思考、それともネガティブ思考でしょうか?

ポジティブ思考がやはり長生きの秘訣
年齢を重ねることをポジティブにとらえている人は、ネガティブに捉えている人よりも長生きをするイェール大学のある有名な研究では、中年の男女を20年にわたって調査しました。その結果、中年期に年齢を重ねることをポジティブにとらえている人はネガティブに捉えている人よりも平均寿命が7.6年も長かったのです

人を信用出来る人は長生きが出来る?
「ほとんどの人は信用できる」と考えている人は、長生きする傾向にあります。デューク大学が15年かけて行った研究によると、55歳以上の成人で「人を信用できる」と思っていた人たちの60%は、15年後の研究終了時に生存していました。それとは逆に、「人は信用できない」と思っていた人たちの60%は、研究終了時にはすでに亡くなっていました。

健康増進に役立つと思われていた方法が裏目に出てしまった例
煙草の包装に警告表示の画像を載せるのは効果があるか?多くの医師が画像を見た喫煙者は欲求が治まって禁煙したくなるだとうと答えます。どころが、ショッキングな恐ろしい画像、病院のベッドで死にかけている肺がん患者の画像などを見せられると、喫煙者は帰って猛烈に煙草を吸いたくなくなってしまうのです。

その理由とは?
喫煙者は画像を見せられると恐怖に襲われます。不安な気持ちを落ち着かせるためには、煙草を吸うより他にいい方法がないからです。喫煙者は恐怖を感じれば禁煙に繋がる行動をとるはず、という医師たちの予想に反して、ただ恐怖から逃れようとするだけだったのです。

恥をかくと「自己破壊的な行動」に走ってしまう
不健康な習慣のある人たちに恥をかかせることです。カリフォルニア大学サンダーバーバラ校で行われたある実験。肥満の女性たちに『ニューヨークタイムズ』の記事、肥満の従業員らに対し、雇用主による差別だ待遇が始まっているを読んでもらいました。この記事を読んだ女性たちは(今度こそ減量すると誓っていたにもかかわらず)、全く別の職場問題に関する記事を読んだ肥満女性たちに比べて2倍のカロリー量のジャンクフードを食べてしまいました。恐怖、不名誉、自己批判、恥 そのようなネガティブな感情を人々に抱かせれば、健康状態を改善するための強力な動機づけになるだろうと、多くの医療従事者は考えている。しかし、科学的な実験を行ってみると正に問題行動に走ってしまうのです。

出典:『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル著/大和書房)
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