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2017年3月

2017年3月29日 (水)

笑顔”と“笑い”の効用について④ メンタルへルスシリーズ(12)

今回は認知症とがんについてです。1月から書き続けたメンタルへルスシリーズもこれを持ちまして最終回といたします。桜も咲き初め、気候の良い季節となりました。街にはそろそろフレッシュマンの姿がお目見えしますね。寒さが苦手な山本は毎年春を心待ちにしています。陽気とともに心も身体も高揚させて過ごしたいものです。

2009年より「笑医塾」をスタートさせた高柳和江先生(医学博士・笑医塾塾長)
塾ではまる2日間に渡って笑いに関する講義や実践をする。そこに通っていた26歳の女性のピンキーさん(ニックネーム)のおばあちゃんのお話。おばあちゃんは脳梗塞を患い認知症を併発して寝たきりの状態。ピンキーさんはおばあちゃんのために何か出来ないかと塾に参加した。そこで学びおばあちゃんをほめて一緒に楽しんで笑った。

「おばあちゃんの手ってかわいいね、6人も赤ちゃん生んだんだよね、すごいね」
ピンキーさんはおばあちゃんの手を握り、毎日優しく語りかけ心からほめた。すると、寝たきりで無反応だったのおばあちゃんが4か月後、もう寝た切りの人ではなくなった。自宅から毎日息子さんの経営する小さなお土産屋さんに10分かけて歩いて通い、一日中店番をして、お客様にちゃんとつり銭もきちんと渡している。

命3か月と宣告されたすい臓がんの70歳の女性は?そうか、笑えばいいのか!
女性は通院で軽い抗がん剤治療をして家の整理などしていたら3ヶ月が過ぎた。することもなくなったので笑医の講演会にいった。話を聞いて彼女は5人の幼なじみに事情を話して、週に2回まる一日笑うために家に来てもらった。みんなで刺繍をしながら楽しいおしゃべり、とっかえひっかえ誰かが笑わせてくれて、食事をしてお茶を飲む。

笑いは効果抜群!日を追うごとにがんがどこかに行ってしまう
300あった腫瘍マーカーの数値が2週間で190に下がった。その後もどんどん数値は下がり、1年後には基準値以下になった。2年後には画像診断で腫瘤が見えなくなり6キロも太った。大きな鰻を食べ、旅行にも行き幼なじみと一緒に人生を楽しんだ。更に3年がたった時、主治医から「診断から5年が経ちました。がんが完全に消えています」と言われた。

出典:「笑医力」(高柳和江著/株式会社徳間書店)

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2017年3月23日 (木)

笑顔”と“笑い”の効用について③ メンタルへルスシリーズ(11)

前回に続いて笑顔と笑いの効用についてです。笑いによって、糖尿病、脳梗塞、がん、認知症などを克服した事例を高柳和江さん(医学博士・笑医塾塾長)が書かれた『笑医力』の著書から2回に渡りご紹介します。とても分かりやすく、病気を克服するだけではなく、日常習ちょと意識して慣づければメンタル強化にもなるお話も沢山ありました。

糖尿病、インスリン注射を打ちわすれると大変なことに!
いつもインスリン注射と決闘測定器を持ち歩いている60代の男性、血糖値を安定させるため毎日必ず朝昼晩、食事の前にインスリン注射を打っている。ある時注射を打ち忘れあわてて食後1時間の血糖値を図ったところ、244に跳ね上がっていた。(血糖値は200を超えた状態が続くと、血管を傷つけたり、膵臓を疲れさせると言われている)

糖尿病、、笑って楽しく過ごせば血糖値もぐぐっと下がる
ある日、「笑医」の講座(高柳和江さん塾長)で、その男性は1日中笑顔で楽しい気分になり、インスリン注射を打つのを忘れてしまい、懇親会では中華をたらふく食べ、ビールを2本、紹興酒をおちょこで4杯飲んでしまった。しかし、血糖値を測ってみるとなんと値は140だった。インスリン注射を打った時よりも値がぐぐっと下がっていた。

脳梗塞、マヒで口がゆがみ顔の表情が不自然に
脳梗塞で倒れた経済人類学者の栗本慎一郎さんは様々なリハビリでマヒを克服されたが、顔ははっきり左側が無表情になり、言葉を発するとき唇の右側だけが動いていて、
口が右にゆがみ、話したり笑ったりしたときに、顔の表情が不自然だった。どうすればよいか考えたところ、「マッサージをすることと、心から笑うことを」対処法とした。

脳梗塞、心から笑うことで身体のマヒも治る
わざと笑うと右の顔面しか動かない、ところが心から笑ったり微笑むと両方の筋肉が均等に動員されるのである。なぜかといえば、意識的でない笑いは大脳基底核がつかさどるが、これは体の両側を使い神経回路が違う。大脳基底核は脳の中で運動の調節を行うところで、ここからの指令が感情や行動を起こさせ、通常の指令回路と違い、意識しない天然の笑いに反応する

出典:「笑医力」(高柳和江著/株式会社徳間書店)

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2017年3月17日 (金)

笑顔”と“笑い”の効用について② メンタルへルスシリーズ(10)

前回に引き続き笑顔”と“笑い”の効用についてです。笑いは病気をも克服する効果があるようですが、様々な実験結果からその素晴らしが伝わってきます。今回はそれらをご紹介します。卒業式に入学式、謝恩会、入社式など何かと行事が多い春先ですが、皆さんのメンタルは如何ですか。笑って暮らしていますか?

よく笑う人は福が来るだけでなく死ににくい?
米国で患者さんの死亡率と絶望感について調べた研究があります。「がんかもしれない」「死ぬかもしれない」とウジウジしていると胃も痛くなり、不眠で頭痛にもなります。不眠の人はほかの病気に比べて事故率が1,4倍というくらいストレスが溜まります、絶望感が少ない人、つまり「能天気な人」は死ににくいことが分かったのです。

「笑い」とビタミンCを武器に不治の病の膠原病から奇跡的な回復をした
米国のジャーナリスト、ノーマン・カズンズは不治の病と言われた膠原病から確率500分の1という奇跡的な回復をしました。面白い本を読み、チャップリンの映画を観て、腹を抱えて10分間大笑いすると2時間痛みが消えたと言います。笑いで難病を克服したことが世界的に有名な医学雑誌に載って、「笑い」は病気を癒すものとして定着したのです。

“笑い”がリウマチ患者に好影響、26名のリウマチ患者さんが…
東京の日本医大付属病院の吉野慎市一教授(現名誉教授)が患者の「喜怒哀楽」が病気と関係があるのではないかと面白い実験をしました。病院の講堂の壇上に、紅白の幕が引かれ、金屏風が経ち、講堂が特設の高座に早変わり。患者さんは1時間余り、テレビの「笑点」という人気番組でもおなじみの林家喜久蔵さんの落語を楽しみました。

すると、落語を楽しんだ前と後では血液検査の結果が大きくに変わったのです
インターフェロン6という物質が落語を聞いてゲラゲラ笑った後は、落語を聞く前のなんと3分の1の量になったのです。そればかりか、14項目にわたる検査事項のうち多くが正常値に近づいたのです。患者さんの中には「普段なら不自由で拍手が出来ないのに、この時は音が出たし、身体も軽くなったんです」と。凄いです!

参考文献:『心とからだのオアシス~特集Ⅱ笑いの効用 人も職場も“笑医”で健康に』高柳和江著/中央労働災害防止協会発刊 :『幻寄席 笑いの効用』大島幸助著/宮帯出版社

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2017年3月 9日 (木)

“笑顔”と“笑い”の効用について① メンタルへルスシリーズ(9)

最近、販売員の方対象に「接客・接遇研修」やコールセンターのアウトバウンド「テレアポ強化研修」、インバウンド「スキルアップ研修」などが多いのですが、共通して言えることはどれも印象アップのために“笑顔”が必要ということです。そのため山本の研修の冒頭はいつも笑顔づくりからです。今回はその笑顔や笑いの効用について面白おかしく書かれている山本の大好きな齊藤茂太さんの著書からもいくつかご紹介します。

つくり笑顔でも脳は勘違いして「楽しい」と感じるのだとか
2013年5月2日の木の葉ブログに「我々は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」とジェームズ・ランゲ説について書きましたが、これも同じですね。楽しいから笑顔になるなのでなく笑顔だから楽しい!になる。それならば落ち込んでいるときこそ、つくり笑顔で脳に大いに勘違いしてもらいましょう。

“笑い”と“怒り”の関係性「一笑一若」、「一怒一老」
「一笑一若」、ひとつ笑えばひとつ若くなる。「一怒一老」、ひとつ怒ればひとつ年を取る。若さを保ちたいのなら、できるかぎり怒らないこと。怒った顔をしていると、年齢以上に噴けて見られる。笑顔を忘れて外見だけ若く見せようとしてはいけない。いい笑顔ほど年齢を隠すものはない。「いつまでもお若いですねえ」と褒められるに違いない。

あっちが痛い、こっちが痛いで笑いながら多病息災自慢でいこう
病院の待合室では日々、ご老人たちが病気の自慢合戦をやっている。「私、このところ血圧がたかくてねえ。上が150もあるんです」「あら、いいじゃありませんか。私なんて下がそのくらいですの」「私は高血圧の上に、血糖値まで高くてね。週に1度はこうやって病院通い」「週に1度?私は週に2日」「ご精がでますな。ところであなたは」

●クスッと笑えますね。山本も老後は大いに笑いながら過ごしたいと思います。健康維持にも大いに役立つ“笑い”って本当に良いですね。しかし、その反対もあって額にシワを寄せていると、何か悪いことが起こっている、心配!と脳は判断するようです。最近山本は、額に2本ほど縦ジワが…恐ろしいことです。

※参考文献:『笑うとなぜいいか?』齊藤茂太著/新講社

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2017年3月 4日 (土)

ポジティブに受け止める メンタルへルスシリーズ(8)

先日、テレビを観ていたら50歳の誕生日を迎えたサッカー選手の三浦知良さん(プロフェッショナルリーグでプレーする世界最年長のプロサッカー選手)がインタビューを受けている場面に遭遇しました。なんと50歳にして“ピンクのスーツ”という粋ないでたちで、にこやかに応対されていましたが、ピンクのスーツがあんなに似合う50歳の男性もそうそういないでしょう。

そして、山本はまさに「キングカズ」という呼び名がピッタリの三浦知良選手の素晴らしいエピソードを思い出しました。ちょうどブログにメンタルへルスについて書いていることから、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はそのエピソードについて書きます。

「カズファンには悪いけど、もう、お辞めなさい!」
山本も偶然にテレビを観ていたのですが、「サンデーモーニン」グという番組(2015年4月12日放送)で、野球評論家の張本勲さんが48歳で現役を続行するという三浦知良選手にコメント(上記)を発したのでした。「カズファンには悪いけど、もう、お辞めなさい!J2は野球でいうと2軍だから話題性がない、若い選手に席を譲ってやらないと。しがみつく必要はないでしょ、これほどの選手なんだから。指導者に」

これに対してキングカズは「光栄です」と圧巻の手のひら返し?!
「長島さんが引退して、張本さんが巨人にきた。たしか背番号は10。王さんと組んで活躍したことは今でも覚えているし、憧れていた。そんな方に言われて光栄です。激励だと思って、これからもがんばります」と憤るどころか感謝の気持ちを述べたのでした。キングカズのこのポジティブな受け止め方はお見事!としか言いようがありません。

翌週、番組の中で張本勲さんは「あっぱれ!」とエールを返した
「辞めた方がいいと言われて、普通ならクレームをつける。それをさらりとかわして、先輩からの助言だと言ってくれる。こんなこと言う人いるの? 男らしいというか腹が据わっている」と絶賛した。そして、「引退は本人が決めること。本人がやると言うのならやればいい。ケガせず元気で頑張ってほしい。カズと会ったことはありませんが食事をごちそうしたい」としてこの話題を締めくくった。

●なんとも、素敵なエピソードで山本の記憶に残っていました。三浦知良さんの受け止め方も本当に素敵ですし、それに対してきちんと自分が間違っていた、頑張ってほしいと温かいメッセージを送った張本さんも男らしいと言えますね。怒りは時にモチベーションを上げてくれることもありますが、今回のエピソードは受け止め方でこうも素晴らしい結果に。両者に「あっぱれ!」です。

参考文献:SUNSPO.COM(サンスポ)

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