似鳥会長(ニトリホールディングス)の奇想天外なお話
日本経済新聞の私の履歴書の連載その後『ニトリ成功の5原則』を拝読したところ、似鳥会長は新聞の連載には書けなかったことをご本に書かれています。高校受験は裏口入学、短大入試は替え玉受験、とても信じられないことが続々と出てきます。今回は似鳥会長の大学と卒業になるまでをご紹介します。
勉強大嫌い、成績表は5段期中の1と2ばかり
お母さんには「成績ってのは、1が一番よくて、その次が2だ」と嘘を言い、お母さんはそれを信じて息子は勉強が良く出来るとご近所に言いふらしていたのです。ご近所の方は何年間もお母さんに本当のことを言わなかったのですが、ある時「1が一番最低だ」と言った人がいて学校の先生に確認しに行き嘘がばれたのでした。
お母さんが叱ったのは成績のことではなかった
お母さんは「親をだました」と泣いて怒り、似鳥会長を叱り叩きました。それは成績が悪かったからではなく、嘘をついたからでした。勉強が出来なくてもケンカが強く学校のボスだったらまだ見込みがあるのですが、落第生の上にいじめられっ子でもあって、小学校でも中学校でもいつもいじめられていたのです。
校長先生に俵一俵送り、高校は裏口入学
私の履歴書には書けなかったようですが、高校は受けた学校を全部落ちてしまい、ヤミ米屋をしていたお母さんが最後に落ちた高校の校長先生に米俵一俵を送り補欠合格し入れてもらったのでした。高校に入ったものの勉強はまったく分からず試験のたびにカンニング、いつもギリギリの成績で進級をしていました。
そして、短大受験は替え玉で乗り切った
4年生の大学は全部落ちてしまい、似鳥会長は短大に入学しました。しかし、勉強が出来なかったことからなんと替え玉受験をして合格したのでした。大学時代は学費も生活費も自分で稼げとお父さんから言い渡され、授業にはほとんどで出ずにアルバイトばかりして過ごしたのでした。
●奇想天外な似鳥会長の幼少期から大人になるまでのお話でしたが、子共の頃は本当に勉強嫌いで落ちこぼれだったようです。でも、そんな子供時代があったとしてもその後の頑張りで成功を導いたのですから、勇気と希望をあたえてくれますね。
※出典:「ニトリの成功の5原則」
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