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2018年5月19日 (土)

関西弁のあれこれ(2)(関東との比較)

大阪弁のバラエティ豊かな表現には改めて驚きます。動詞の言い方ひとつ取ってもいくつも変化させて言えます。特に今回出てくる「よう~せん」と「はる」は、山本もよく使います。言い回しが柔らかくなるので重宝しております。今回もこんなに違う!「関東」と「関西」おもしろ比較読本(日本博学倶楽部/PHP文庫)から興味深い大阪弁のご紹介です。

「よう~せん」は「能力不可能」か「状況不可能」の2つを使い分ける
「~できない」を大阪弁で言うと「よう~せん」となりますが、自分の能力が原因で応えられないときは「よう答えん」、しかし、とうてい答えられるはずのない質問だと「答えられへん」「答えられるかいな」となり大阪弁はこの2つを使い分けます。また、「よう答えん」「よう言わん」など、「よう~せん」の言い方は、たんに「~できん」とうより、言葉が柔らかくなるのです。

大阪弁は五段階以上の活用が出来る?
東京弁で「早く取ってこい」と命令するところを、大阪弁では「はよ取って」「はよ取ってき」「はよ取ってきや」「はよ取ってきいな」「はよ取ってぇな」「はよ取ってんか「はよ取ってんかいな」と、いくつにも変化させることが出来ます。さらに「はよ取ったれ」「はよ取ったり(や)(んか)」「はよ取ったりぃな」「はよ取ったらんか(い」」「はよ取ったりんかいな」と、「~たれ」とつければ依頼のようになります。

泥棒にもゴキブリにも敬語を使う関西人
大阪から京都にかけての地域で一般的に良く使われていて、ジョークのネタにもなりやすい言葉に「はる」があります。「言わはる」「帰らはる」「来はる」などのように、動詞のあとに使われる。牧村史陽氏の『大阪ことば辞典』によれば、この「はる」は「なさる」が語源ではないかと言います。「はる」は、敬語にも関わらず普通の動詞のようにすぐ何でも使ってしまい「きのう、隣の家に泥棒が入りはってな」「キャー、ゴキブリが通らはった!」、すると「泥棒やゴキブリに敬語を使ってどうすんねん」とつっこまれるのです。

※こんなに違う!「関東」と「関西」おもしろ比較読本(日本博学倶楽部/PHP文庫)

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