上を向いて、笑顔でいるとポジティブ思考効果は抜群!
被験者の学生に鉛筆をくわえさせて、漫画を読んでもらいます。
Aチームの学生は、
鉛筆を横向きにくわえてもらう →笑顔の様な表情になる
Bチームの学生は、
鉛筆を縦向けにくわえてもらう →不満げな表情になる
↓
結果
Aチームの方が、Bチームよりも多くその漫画を「面白かった」と答えた。つまり、「笑顔」で取り組むと、物事を楽しむことができる。
顔の筋肉を使わず道具を使って物理的に笑顔にした。それでも、私たちの脳は「楽しんでいる」と錯覚してくれるのです。なかなか笑顔になれないという人は、せめて笑顔の形だけでも笑顔にしてみませんか。
引用:『図解モチベーション百科』(池田貴魔将著/サンクチュアリ出版)
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9月の全米オープン女子テニスの決勝戦でのこと
大坂なおみ選手が決勝戦でセレーナ・ウィリアムズ選手との戦いの祭の出来事でした。ラリーの末、セレーナ選手にネット際にボールを落とされてしまい、お手上げ状態だった場面で大坂なおみ選手は最初首を横に振り、「もう駄目」と言うように暗い表情で下を向きました。ところが、その直後に上を向いて、口を横に広げて歯を10本ほど出してニコッと笑顔を故意に作ったのでした。
正に上記実験のA被験者チームのように筋肉をわざと動かして笑顔をつくったのです。結果は粘り強さのあるプレーで、大坂なおみ選手が優勝したのは皆さんの記憶に新しいところだと思います。
そして、笑顔と同様に上を向くのも効果的と言われています。上を向くとポジティブな気分になると言う実験結果もあるぐらいです。私たちは下を向いている時よりも、上を向いている時の方が、楽しい気分になるそうです。落ち込んだときは、大坂直美選手のように上を向いてニコッと笑顔づくりをしてみましょう。
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