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2020年4月30日 (木)

経営理念とは今や参加型で更新するものⅣ(今回は社訓のお話)

今回は2013年に絵の社訓を導入し、7期連続増収を続けているラーメンチェーン喜多方ラーメン店さんのお話です。ビジュアルで訴えるやり方、とても興味深く記事(『理想を見える化し、自立を促す』(日経トップリーダー2019.8月号))を読みました。なるほど!絵ならわかりやすい。「店がこんな姿になることが理想。正解はないから。皆で議論しよう」と社員教育に高い効果を発揮しているとのことです。

その絵はこちら

http://heartheart623.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-bdd8.html

絵描きのけいちゃん 色鉛筆画家 大竹惠子の小さな日紀

元々経営理念がなかった(中略)会社に経営理念がないと初めて知った。「しいて言えば、当時社長だった父が自作した『中原語録100』という冊子が、経営の姿勢を示す言葉に近かった」(中原社長)。しかし、その中身が難解だった。「空を極めろ、白を極めろ」「アッたらツッたらパァとやれ」「己は腐っても鯛の精神」といった独自性の強い表現が多く、言葉の意図はすべての従業員らの自己解釈で受け止めていた状況。(中略)

そこで10年に、まだ常務の立場だった中原社長が、父に代わり経営理念を制定。「食を通じた。気持ちの温もり」という言葉とともに4つの具体的な内容で明文化した。しかし制定後、全国の店舗で働く従業員に浸透させるのが難しかった。(中略)絵を使って経営理念をわかりやすくつ会えるアイデアだった。仙台と個人的な付き合いがあった鉛筆作家に相談したところ、二つ返事で快諾。実現に至ったという。

出展:『理想を“見える化”し、自立を促す』(日経トップリーダー2019.8月号)

 ●絵は全73店舗に掲げられているそうです。色使いと言い登場人物のほんわかする笑顔と言い何とも温かみがあふれた絵ですね。忙しくなると「心をなくす」とよく言われます。忙しいと仕事が雑になったり笑顔で応対できなくなったり、また職場内でもギスギスしがちになったりします。でもこのような絵があると「あっ、笑顔を忘れている」「お客様に親切に接しよう」と我に返れるのだと思います。新しい発想での素敵な取り組みに大いに共感いたしました。

ホームページ:https://www.leafwrapping.com/

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