服で大きく人生が変わる?「なりきり力」、その気が大事! 成績不振の医学生の成績を一気に上げた服とは?
とある心療内科で実際に行われた話です。勉強の成績が上がらない医学部の学生に対し、成績を上げるためにした具体的な方法とは何だと思いますか?私はこの答を聞いてなるほどな~と、深く納得ができました。
その答えは……、「学生たちに白衣を着せて勉強させた」。
白衣を着て勉強することで夢を強く意識するようになり、勉強に取り組む姿勢に改善が見られ、成績が上がったのです。これこそが服の持つ力の一つ「なりきり力」です。
普段着から白衣に着替えた瞬間、もう医師になっていると服は勘違いします。また、その白衣姿の自分を実際に見ることで「その気度」が一層高まるのです。しかもやる気と違って、その気というものは、なかなか消えません。行動が変われば当然結果が変わるのです。
『装いの影響力』(末廣徳司著/2021年9月刊)より
●この事例はよく医療関係者の皆さんの講演や研修で事例紹介をさせていただいておりますが、確かに服って人生を大きく変えるかもしれませんね。筆者も研修や講演に出かける時とそれ以外では全く装いが異なります。ビシッとスーツを着ることでやる気も出ますが、その気になって話をしています。「なりきる力」を服は私に提供してくれるようです。
筆者の場合は洋服ばかりか化粧品までも本番(研修や講演)と異なります(笑)。特にオンラインが普及されて事務所で仕事をすることが多くなった昨今、資料作りだけの日はラフなスタイルで。外出もご近所に買い物に行くぐらいですから眉毛とアイシャドーぐらいのカジュアルメイクです。ラフなスタイルも発想力が上がるような気がしてこれはこれで気に入っています。
皆さんもぜひ自分なりの「なりきり力」で2022年を素晴らしい年にしてください。
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