初心者用オーケストラにまつわる面白雑学~カラオケの語源~
”空オーケストラ”からきており、その略語で”カラオケ”と呼ばれるようになったとされています。主に放送業界で使われていた言葉と言われており、歌手を呼んで歌を披露する際にバックの演奏家を集めなくてもいいように、「歌なし(カラ)の演奏(オーケストラ)」をテープなどに録音しておいたそうです。その後、カラオケビジネスが台頭しました。
イタリアの指揮者(アルトゥーロ・トスカニーニ)とシルクのハンカチーフ
ドビッシー『海』のリハーサル中、彼はある一節で、自分が求める感覚がうまく伝わってないことに気づいた。少し考え、彼はポケットのハンカチを頭上高く投げ上げた。団員はうっとりと、優雅に落ちてくるハンカチを見つめていた。それが床に落ちたとき、トスカニーニは満足げに微笑んだ。「これだよ」と彼は言った。「こういうふうに演奏してほしい」と。
世界最古のオーケストラは日本の雅楽
世界の文化を吸収してオリジナルな”日本流”をつくってしまうのは、この国のお家芸。大陸の音楽と日本独自の音楽が融合してできたのが、「雅楽」。701年に日本で初めて制定された本格的な法律「大宝令(たいほうりょう)」には、宮廷で行われるさまざまな音楽や舞を学び、演奏し、伝えていく公的な機関として「雅楽寮」を設置することが記されています。
雅楽寮(うたまいのつかさ)には、歌人・舞人・楽師など数百人が配属され、当時の官庁のなかでも、最も大きな規模を備えていました。伝来当初の雅楽は、混沌としたものだったようですが、歴代天皇の庇護のもと、この雅楽寮を中心に300年近くかけて形式が整えられていき、平安時代には芸術文化としてほぼ完成したとされています。
管楽器(三管) ・笙 (和音)・篳篥(主旋律)・龍笛(旋律)
絃楽器(両絃) ・琵琶(拍節)・筝 (拍節)
打楽器(三鼓) ・鞨鼓(拍節)・太鼓(拍節)・鉦鼓(拍節)
管楽器、絃楽器、打楽器の編成は西洋音楽のオーケストラと同じ。
リーダー不在のオーケストラ
そのオーケストラは「オルフェス管弦楽団」という。米国の小編成楽団で、グラミー賞を二度も受賞した世界的なオーケストラだ。弦楽器16名、管楽器10名の組織編成で、リハーサル、演奏、レーディングにいたるまで、一貫して「指揮者なし」で行う唯一のメジャー楽団であり、自律型演奏の先駆け的存在である。
この楽団の最大の特徴は、固定的なリーダーがいないこと。作品ごとに最適なリーダーが選ばれて「作品解釈の素案」をつくる。その案をもとに、メンバー全員で緊密に対話しながら演奏を構想し、完璧なハーモニーを共創する。メンバーは対等な発言権を持っており、対立があった場合はリーダーが仲裁する役割を持っている。
彼らには「オルフェウス・プロセス」と呼ばれる8つのルールが存在する。
1.その仕事をしている人が権限を持つ 2.演奏に自己責任を持つ 3.役割を明確にする 4.リーダーシップを固定しない 5.平等なチームワークを育てる 6.話の聞き方を学び、話し方を学ぶ 7.コンセンサスを形成する 8.職務にひたむきに献身する
※参考サイト:『 https://dhits.docomo.ne.jp/feed/10003082』
『https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/88611/ #:~:text』
※参考文献:『アイデア・バイブル』(マイケル・マハルコ著/ダイヤモンド社刊)
『だから僕たちは組織を変えていける』(斉藤徹著/クロスメディア・パブリッシング刊)
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