宝くじ高額当せん者に起こるドラマとは
宝くじ当せん者エピソード(1)海外超高額当せん者例
これは確か海外での話だったと思いますが、ある夫婦が宝くじで何十億円という大金を当てたそうです。彼らはある企業の工場で働いていたのですが、当せん金で勤務先の会社を買収しました。雇われる身から雇う身への華麗なる転身を目指したのでしょう。しかし、数年後にはその企業は当せん金以上の借金を抱えて倒産してしまったというのです。(※1)
エピソード(2)宝くじ高額当せん者に配られる【その日】から読む本』
高額当せん金払い戻し時、銀行からある冊子が渡されます。中には、「当選した興奮と付き合い、落ち着いたらローンなどの返済を優先すること」などが。冊子が配られること自体、宝くじが当たった瞬間に舞い上がってしまい、家庭内トラブルを巻き起こしたり、一度に大金を手にしたが故に身を滅ぼしたりするケースが少なからず存在する証拠だと思います。
エピソード(3)悲劇のパターン(マネーアナリスト瀧 俊雄氏)
ポピュラーなのは、家族・親族内のトラブルだと聞きます。例えば、宝くじを当てると家族はもちろん、それまで縁遠かった親族までが直接・間接的に〝おすそわけ〟を要求してくる。家族の間でも、お金以外の話題が食卓の会話に出なくなる。
まず親族内のトラブルを回避するため、税理士、弁護士に相談しましょう。次に、複数の金融機関に相談し、信頼できるファイナンシャルプランナーを見つけて一緒に資金プランを立て、今の生活を変えないことです。もちろん仕事を辞めてはいけません。人との付き合い方も変えてはいけません。この部分さえしっかり押さえておけば、まず大丈夫です。
エピソード(4)高額当せん者に聞かせたい古典落語『芝浜』
魚屋の勝は、仕事のスキルは高いものの大の酒好きで失敗続き。そんな彼がある時、浜辺で財布を拾います。中にはとんでもない大金が入っていました。「これで一生遊んで暮らせる」。テンションが上がった勝は、仲間といつも以上のドンちゃん騒ぎを始めます。ところが翌日目覚めると、肝心の財布がありません。女房に聞いてもそんなものは知らないという。
ところが勝は、ここで一念発起します。「こんな夢を見るのは楽をして、あぶく銭を手に入れようなどと不埒なことを思っているからだ」と反省したんですね。以来、酒を断ち、身を粉にして働き、気がつけば商売は大繁盛。安定した生活を手に入れることができました。
そしてある日、勝はこれまでの苦労をねぎらい、ありがとうと妻に頭を下げます。
ここで、妻は意外な告白を始めます。妻はあの日、夫が拾ってきた大金を見て、発覚すれば夫は死罪になりかねないと思い、こっそりと落とし物としてお上に届けてしまったんです。
すると勝は全く怒ることなく、「あの時、道を踏み外しそうになっていた自分を救ってくれたのはお前さんが財布を隠してくれたからだ」とその機転に深く深く感謝します。(※2)
エピソード(5)宝くじに当たった人はどうなる?
1,000万円以上という高額な当せん金、その気になる使い道は「貯蓄」すると答えた方が252人(47%)でトップ。次いで「旅行」が91人(17%)、「家族サービス・親孝行」が76人(14%)という順になっています。また「借入金の返済」(66人、12%)や「車の購入」(59人、11%)などに使う方も見受けられました。(※3)
参考文献』:(※1)『科学がつきとめた運のいい人』(中野信子著/サンマーク出版刊)
(※2 エピソード2~4)『宝くじで1億円当たった人の末路』(鈴木信行著/日経BP社刊)
参考サイト:(※3)https://www.takarakuji-official.jp/data/004.html#:~:text
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