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2025年9月23日 (火)

認知症予防に役立つモノ・コトあれこれ

歴代総理夫人たちによる月イチの麻雀の集い

2025年83日に放送されたNHKスペシャルでは、「歴代総理の妻たちが証言権力の目撃者」と題し、時代の大きな流れの中で総理の妻として過ごした女性たちの証言を紹介しました。その番組で注目されたのは、月イチで集まる麻雀仲間のお話でした。ゲーム中の話題は必然として選挙の話だが、「マージャンは運だけど、選挙は運じゃない」と。

認知症予防にゲームは有効か?

囲碁、将棋、麻雀などのゲームは、科学的に証明されているわけではないらしいが、認知症予防に有効と、『認知症 いま本当に知りたいこと101』の著者・阿部和穂氏(脳と薬の専門家)は記している。その根拠として、これらのゲームは思考力、注意力、集中力を必要とし、脳によい刺激となるからとの理由から、著者は推奨している。(参考文献※1)

認知症になりにくい職業とは?

介護施設などで、「認知症にかかった方がどのような職業についていたか?」を調査したところ、「作曲家、演奏家、画家、彫刻家、小説家など、何かを創造し、表現することを職業としていた人々は、認知症になる割合が少ない」というデータが。また、一般の老人ホーム調査では、「短歌、俳句などの趣味人」も認知症になる割合が少ないと。(同※1)

脳科学者・茂木健一郎氏が紹介する認知症予防の7習慣

認知症の原因の一つともされる生活習慣病を防ぐために、米国・カリフォルニア大学のプレスロー教授が提唱した「7つの習慣」

  • タバコを吸わない  
  • 適度な運動を日課にする
  • 飲酒は適量以内に控えるか、全く飲まない
  • 1日当り78時間の睡眠を確保する
  • 標準的な体重をキープする
  • 朝食を抜かずに食べる
  • 間食を控える 

いうならば、基本ともいえる健康的な生活習慣ながら、これを実践すれば、認知症の進行を遅らせ、脳の働きも驚くほど改善され、時には症状改善の可能性も。(参考文献※2)

本当に怖い「認知症予備軍」

身体も脳もサボると突然ダメになる! 脳の機能の低下は、さまざまな問題を引き起こします。その代表な例が認知症。2020年に医学誌『Neurolgy』で発表された研究では、日本人が60歳以降に認知症になる生涯リスクは55%にのぼると推計されています。つまり60歳を超えると2人に1人は認知症になる時代がやってきているのです。(同※2)

「旅」をするほどに、脳は若返る

なぜ旅が脳にいいのか。それは、いつもと違う環境に身を置くことで、新鮮な刺激が脳に与えられるから。初めて訪れる町、初めて食べる地元料理、見知らぬ人とのちょっとした会話。そうした小さな経験の積み重ねが、私たちの脳を心地よく刺激して、イキイキと活性化させてくれます。新しいことを体験すると、脳内ではドーパミンが分泌されるのです。(同※2)

教養を通じて前頭葉を鍛える2つの方法

1つ目は、小中学校の教科書を読み返すことです。昔とは違う現代の教育内容に触れることで、新鮮な気づきや視野の広がりが得られるはず。

2つ目は、古典文学を何度も読み返すこと。茂木さんは夏目漱石の『坊ちゃん』や『二百十日』などを繰り返し読んでおり、読むたびに新たな発見があるとのこと。(同※2)

参考文献』: ※1:『認知症 いま本当に知りたいこと101』(阿部和穂著/武蔵野大学出版会刊)

※2:『60歳からの脳の使い方』(茂木健一郎著/扶桑社刊)

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