« 2025年10月 | トップページ | 2025年12月 »

2025年11月

2025年11月18日 (火)

繊維業が続々と新しい試み

2025年1111日『日経・朝刊』伝統織物、現代風アレンジ 

絹織物やニットなどの繊維業が集まる富山県南砺市で、老舗による現代流製品づくりが進んでいる。女性の健康問題に配慮した製品や手汗を防ぐ手袋などだ。生地を卸すだけでなく独自製品を開発することで、芸術系の学生などとの連携も始まっている。地域交流拠点も設けて「繊維関係人口」を拡大につなげている。

松井機業(1877年創業)の6代目社長・松井紀子さんは、2010Uターン後に家業を継ぎ23年から経営者に。長らく絹織物を呉服など衣類生地として問屋に納めてきたが、現在は日傘やストールなどのブランド「JOHANAS(ヨハナス)」等の製品づくりを推し進める。女性の健康課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」関連商品の開発も手掛ける。

2025年26日『日経・朝刊』着物ドレスで「ハレの場」に

着物ドレスの製作・販売を手掛ける季縁(京都市)は、呉服店などで新品のまま売れ残った着物のデッドストック(流通在庫品)や、顧客が持ち込む古い着物をアップサイクルしている。元の柄を損なわないように裁断・縫製し、着物本来の美しさを生かしたデザインが特長。コロナ禍が落ち着いてパーティ需要が復活した2023年以降、受注は右肩上がりだという。

インバウンド(訪日外国人)需要にも活路を見だす。24年にオープンした同社の東京銀座店では、旅行客も持ち帰りが可能な既製品を50着以上用意。立地も生かした営業で売り上げの約2割は外国人が占める。北川淑恵社長は「着物自体は着付けが難しく、土産物として課題があった。ドレスならば帰国後も気軽に着用できる」と強調する。

「廃棄される着物は今後20年ほど増え続ける。形を変えることで1着でも多く後世に残し、着物の価値の再認識につなげたい」。きものと宝飾社(京都市)によると着物は家庭のタンスに約3000万点が眠ると。洋服としての活用が普及すれば廃棄を減らすだけでなく、新たな反物の需要創出にもつながる。なお、着物ドレスの価格は110万円ほどから。

フォトスタジオのリリアの城(千葉市)では自社ブランドの子ども用「和ドレス」のレンタル依頼が全国から相次ぐ。ワンピース型のため締め付けがなく、長時間着用が気にならない。ベビーサービスもあり、家族全員和装で記念撮影も。女の子は3歳と7歳の七五三で着物を着るため、10歳を祝うハーフ成人式で特色ある和ドレスを着用する要望が強いという。

2025年313日『日経・夕刊』丹後ちりめん ポップで身近に 

京都府北部・丹後地区の伝統的な織物「丹後ちりめん」を身近に使って貰おうと、同府丹後市の若手3人がポップな商品を開発している。地元給食の牛乳パッケージをデザインしたポーチなどが話題。丹後ちりめんは主に着物に使われるため、地元でもなじみのない人が多く、「気軽に手に取り、知ってもらう一歩目になれば」と話す。

商品開発に携わる3人はそれぞれ別の会社で織物業に携わっていたが、地元業者のあつまる勉強会が縁で、一緒に事業展開する「たてつなぎ」を2020年に結成した。カップ麺に模した容器に布を入れてお湯を注ぐと、丹後ちりめんに特徴的な生地の凸凹を出す工程を再現できる「カップチリメン」も話題に。3分後におにぎりのようなデザインの巾着ができる。

Leaf Wrapping 山本志のぶ ホームページはこちらです

研修講師のチョットいい話/stand.fm

|

2025年11月 3日 (月)

新聞掲載された犬(ペット含む)の事例

2025年106日『朝日・夕刊』 「看板娘」の秋田犬のぬくもりが経営も客も救う

「忠犬ハチ公」の出身地・秋田県大館市に、7室の小さな宿「ふるさわおんせん」がある。この温泉宿では、8歳の牝の秋田犬と、7歳のその娘が2頭で出迎えてくれるという。「秋田犬のぬくもりを感じたい」という観光客。愛犬を失った女性や、癒されたい人たちが犬をなで、時には身の上話を打ち明けながら、柔らかな表情になっていく。

宿泊客の8割は秋田犬が目当てで、6割がリピータートいう。宿は先行きが懸念される状況だったが、「ハチ公の故郷なのに秋田犬会える場所がない」との声に応え、2017年に母犬を飼い始め、翌年から母娘犬を宿の看板娘にすると、徐々に口コミで宿泊客が増えたという。ふれあいメニューは30分で11000円。日帰り入浴や飲食、宿泊とのセットもある。 

2025年7月8日『日経・朝刊』 少子化時代のペット

ペットフード協会の調査では、24年のペット(犬・猫)の新規飼育数は80.3万匹で、人間の出生数より2割多かった。飼い主の意識調査でもペットは今や家族同然。日本は「新しい家族」として加わるのが、人間よりペットの方が多い社会になった。新規飼育数はコロナの影響から2年連続で減少したが、鎮静後の24年から再び増加に転じた。

医療やフードの進歩で長寿化が進み、小型犬の平均寿命は15歳弱まで延びた。ペット飼育は子供を中学生まで育てるようなものだとも。食費や医療・介護費もかさみ、小型犬の生涯費用は270万円を超える。それでも子供を15歳まで育てる費用(内閣府調査で1900万円)の7分の1。経済的な理由もペット人気を後押ししているのかもしれない。

2025年226日『日経・朝刊』 「家族」の犬のがん 早期発見

大切な「家族」である愛犬には長生きしてほしい(死因の50%以上ががん)。だが、犬のがんは進行が早く症状が現れてからでは治療が間に合わない。メディカル・アーク(東京都三鷹市)の社長で東京農工大学名誉教授の獣医学博士・伊藤博さん(73)は、少量の血液からがんのリスクを発見する検査を実用化した。

犬の血液がん検査{Ark-Test)は、がん細胞から分泌される「マイクロRNA」を測定する。登録した動物病院で問診・触診し血液を採取した後、農工大小金井キャンパス(同小金井市)内の施設で検査し、がんの有無を判定する。肝臓がん、尿路上皮がん、悪性リンパ腫など12種のがんに対応する。早期に発見できれば検査・治療費を節約でき、根治の可能性も高まる。

2025年218日『朝日・朝刊』新幹線 愛犬も一息

JR東海は3月、東海道新幹線の車内でゲージから出した愛犬とふれあいながら旅行できる特別列車「わんわんエクスプレス」を運行する。飼い主からの要望を聞いたペットサロン「ソプラ銀座」(東京)と連携し、JR東海が新幹線の需要喚起策として販売している「貸し切り車両パッケージ」を活用し、39日の「のぞみ421号」16号車で実施した。

愛犬は、乗車時はゲージに入れて運び、新幹線が走行する一定時間、ケージから出すことができる。車内では、制帽姿の愛犬の写真撮影や、ドッグトレーナーによる講義を受けることも。愛犬用のネックストラップやおやつなどのプレゼント付き。料金は「愛犬1匹・飼い主1人」で58千円、「愛犬1匹・飼い主2人」が114千円で各13組が乗車できる。

Leaf Wrapping 山本志のぶ ホームページはこちらです

研修講師のチョットいい話/stand.fm

|

« 2025年10月 | トップページ | 2025年12月 »