マナー研修

2018年6月19日 (火)

言葉のあれこれ(言い換え編)

「なるほど」と言う言葉を聞いて皆さんはどう思いますか。“あいづち”として代表的なもののひとつですが、言い方や相手が誰なのかによっては、なんか偉そうにも聞こえます。例えば、新入社員が上司の言葉に対して「なるほど」。接客でお客様の言葉に対して「なるほど」。と言ったら相手に寄っては不快に思うこともありますよね。研修でも葉遣いの際に「なるほど、とよく言ってしまいますが、これは使ってもよいのでしょうか」と質問がよくあります。齊藤孝氏の「大人の語彙力ノート」にとても分かりやすく書かれています。他にも山本が気になる言葉をいくつか取り上げてみました。言い方を少し変えるだけでビジネス的にもなり、品格を感じさせられることもります。皆さんも、ぜひ、言い換えをしてみてください。
※解答は下記に記載

(1)なるほど
(2)やばい
(3)やりたくない
(4)ひどい!
(5)ぶっちゃけて言うと

●「やばい」は、最近では若い人たちの間でプラス(肯定表現)としても使われるようになりました。例:「この料理、やばくない?」、言葉は時代の流れと共に移り変わっていくものですが、私は若い人たちのようにはなかなか使えません。

解答例
(1)なるほど
・仰るとおりです ・いかにも ・ごもっともです ・確かにそうですね

(2)やばい
・大変です ・都合が悪いです ・不具合があります

(3)やりたくない
・気が重いです ・及び腰になります・腰が重いです

(4)ひどい!
・開いた口がふさがりません ・言語道断です ・もってのほかです

(5)ぶっちゃけて言うと
・単刀直入に言うと ・本音で言うと ・正直に言うと ・ざっくばらんに言うと
※「言う」は謙譲語の「申します」に言い換えると更に丁寧です

※参考文献:『誰からもできる!と思われる「大人の語彙力ノート」』(齊藤孝著/SBクリエイティブ(株))

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2018年1月22日 (月)

『日経WOMAN』より、「大和言葉」を使いこなそう!

先日、図書館で雑誌のバックナンバーが目に入りパラパラとめくっていたら、「大和言葉」の記事を見つけました。「大和言葉」とは、(漢語・外来語に対して)わが国固有のことば。和語(三省堂大辞林)とあります。中には古めかしい言い回しもありますが、その響きの良さと知的な表現に、仕事や改まった場面でさりげなく自然に使えると「女性の品格」を感じさせます。話す言葉には人柄がにじみ出るものです。美しい大和言葉をさらりと使ってワンランク上の言葉遣いを楽しみましょう。

『日経WOMAN』2016年8月より、下記にいくつか抜粋してみました。あなたは「大和言葉」にいくつ変換できますか。尚、回答は問題の下段に記してあります。

1.どうしてもお話ししたいことがあります
○○○○○お話ししたいことがあります。

2.ご紹介いただくことは可能でしょうか。
○○○○○のほど、よろしくお願いいたします

3.余計なことを言ってすみません。
○○○○○○○○○○○○申し訳ございません。

4.お酒は飲めません。
あいにく○○○○○○もので…。

5.手伝ってもらえませんか。
○○○○いただけないでしょうか。

6.お越しいただき感謝です。
ようこそ○○○○○○○ました。

7.私の責任です
7.私の○○○○○○○○…。

解答:
1.折り入って
2.お取り成し
3.差し出がましい口を利いて
4.たしなまない
5.お力添え
6.お運びください
7.力がおよびませんで

出典:日経WOMAN2016年8月号

2018年4月6日(金)~明日から現場で活かせる!自ら考え動く、自律型のビジネスパーソンへ!『やる気と気づきを引き出す「新入社員研修」』(株式会社アークブレイン様主催公開セミナー)

2018年3月9日(金)『知っているつもりから脱却!信頼とチャンスを掴むリーダーのビジネスマナー実践講座』(株式会社アークブレイン主催公開セミナー)

2018年1月29日(月)『~職場がイキイキ、ワクワクするために!~コーチングを活用したコミュニケーション術』(柏商工会議所 保健環境衛生部会様主催公開セミナー)

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2018年1月 6日 (土)

マナーとは相手に対して思い遣りを表現すること

明けましておめでとうございます。皆さんは今年のお正月をどのように過ごされましたか。山本は、お餅やお節、すき焼きなどをたらふくいただき、身体の成長著しく、今まさにダイエットと称してウォーキングに励んでいる次第です。明日は七草粥でお腹を整えたいと思います。さて、お正月に箱根駅伝を観ていて感動したことがあります。それは走り終えた選手の一礼でした。

箱根駅伝の清々しい一場面、感謝の気持ちがこもったお辞儀
山本は、陸上について少し学ぼうと、お正月に生まれて初めて箱根駅伝を2日間通してスタートからゴールまで観ました。テレビの前で、手に汗握りながら画面に釘付けになってしまいました。もちろん選手の頑張りには終始感動の嵐でしたが、職業柄でしょうか。予想以上に多くの走り終わった選手がコースに向かって一礼を深々としている姿に大変目を惹かれました。

“感謝の気持ちを伝えることを忘れない姿勢”
沿道で旗を振って応援してくれている皆さん、テレビの前で応援してくれている方々、そして普段から支えてくれている家族や友人に向かって感謝の気持ちを込めての一礼なのでしょう。見ていてとても清々しく気持ちの良いものでした。運営側のスタッフにすぐに抱えられお辞儀のタイミングを逃してしまっている選手も見受けられましたが、感謝を忘れない心を走りと共に見せてくれました。

お辞儀で思い出したこと、岩手県民の横断歩道を渡る際のお辞儀
岩手県は交通事故発生率ランキングでは47県中46位(都道府県・市区町村ランキングサイト 日本☆地域番付より)と交通事故が少ない地域です。少し前にSNSなどでも話題になりましたが、岩手県民は横断歩道を渡る際に車を運転している人に向かってお辞儀をするのだとか。小学生の時に教えられるそうですが、それが習慣となって大人になってもお辞儀を。「たかが、お辞儀、されど、お辞儀」良好なコミュニケーションが事故減少に一役買っているようです。

●箱根駅伝で個人的に嬉しかったことは、なんと言っても我が地元である中央学院大学が初のシード権4連続獲得したことです。次回もぜひ頑張って欲しいとエールを贈ります。

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2018年1月19日(金)3時間でスッキリ!「怒りを抑えるクレーム電話対応力を鍛える」~現場での切り返し術 実践トレーニング10連発~(株式会社アークブレイン様主催公開セミナー)

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2017年12月22日 (金)

車内アナウンスにほっこり

今回は電車でのアナウンスについてのお話です。先日、静岡県の西焼津の某コールセンターで研修があり、静岡から西焼津までJR東海道線に乗りました。すると、とても爽やかな男性の声でアナウンスがありました。停車駅などの案内のあと「運転手は〇〇、車掌はわたくし△△です」と聞こえてきました。

これってまるで飛行機か新幹線のようだと思いましたが、在来線でここまでのアナウンスを聞いたのは初めてでした。大変寒い日の地方への出張で心細かったのも加味してか、とても温かい気持ちになり、今日の研修も頑張ろう!とハツラツとした気分で研修会場に向かいました。

そう言えば、山本がよく利用しているJR(千代田線と乗り入れ)北千住駅でも以前、「本日は大変寒い日となりました。どうぞ風邪など引かぬようお気を付けてお出かけください」とのアナウンスがあり、あまりに感激したので周囲に話しまくっていたのを思い出しました。

この時も気の利いた思いやりの一言にほっこりしましたが、やはり声の表情って大切だなと改めて感じました。双方の共通項は「明るくて元気で聞き取りやすい声」これに尽きると思います。どんなに思い遣りのある言語(言葉)を発していても、声の表情が暗かく、冷たい言い方だと人の心には響きません。山本が研修の際、声の表情で味覚さえも変えた事例をよく話します。それをご紹介します。

静岡県のあるスーパーホテルから、本部に相談があった。※
全店舗で展開しているアンケートに「朝食がまずい」という苦情が何件も寄せられたとのこと。アンケート内容は、「明るい笑顔でご案内できましたか?」「大きな声で元気よくご挨拶ができましたか?」「全体として接客応対はいかがでしたか?」「清掃、清潔さはいかがでしたか?」「健康朝食はいかがでしたか?」「次回もご利用いただけますか?」。これらを4段階評価してもらい、1カ月の回収数は8000通におよぶ。

ところが、同じ市内にまったく同じ給食会社から毎朝同じものが運ばれてきているもう一軒のスーパーホテルでは「おいしい」と評価されていた。同じものが、まったく逆の評価となる不思議な現象が起こった。早速、本部の人間が駆けつけ、調査したがスタッフの身だしなみもご挨拶も言葉遣いも、多店舗と何ら遜色がなく原因はわからなかった。そこで、接客のプロ(元JALの客室乗務員)にサービス全般をチャックしてもらうと、「評判のいいスーパーホテルのスタッフの声は活気があり、評判の悪い方のスタッフの声は小さくて元気がない」違いはこれだけだったという。

朝、ダイニングでお客さまをお迎えするときの「おはようございます」のお声がけの声が活き活きしているか、そうでないかで、食堂の雰囲気が違い、それがお客様の味覚にも影響を与えていたという、すごい発見があった。

※出典:1泊4980円のスーパーホテルがなぜ「顧客満足度」日本一になれたのか?(山本梁介著)

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2017年12月 5日 (火)

間違った言葉遣い⑦ 日本語のあれこれ(16)

『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』から興味深い一例をご紹介してまいりましたが、今回は第7章「気づいてきた間違い」からです。そう言えば、昔は「保護者」のことを「父兄」と言っていましたね。子供ながらに、先生との面談や参観日に来てくれるのはいつも母なのに何故だろうと不思議に思っていましたが、時代の流れと共に表現も変化したようです。今回でこの「間違った言葉づかい」シリーズを終了します。

出生率
「しゅっせいりつ」と読む人がいるが、正しくは「しゅっしょうりつ」「しゅっせいりつ」では、「出征」や「出精」の率になってしまう

討論会のパネラー
この「パネラー」は和製語だが、元々はパネルを取り付ける人のこと。討論者や回答者を表す語は「パネリスト」が正しい。

雪辱を晴らす
「晴らす」は間違いで「雪辱を果たす」が正しい。雪は「すすぐ」ことの意で、汚名や恥を除き払うこと。「雪辱を果たす」「雪辱なる」で前回の無念を晴らして勝ったことになる。「雪辱を晴らす」は当事者への 感情が入り過ぎて起こす古典的な間違い。

父兄
未成年者を保護する義務のある者は父や兄に限らない。また、「父母」とも限らないので、「保護者」と言うのが適切。

クジラの死亡を確認
こうしたミスは最近では珍しい。死亡は「人が死ぬこと」を表し、死没と同じで動物には使わない。慌てていても人と動物の区別ははっきりさせないといけない。ここは「死んだことを確認しました」と言うべきだった。2012年7月、上野動物園でパンダの子が死んだときに一部のテレビで「死亡」や「亡くなる」が見られたように、この種の誤りは動物園の人気者、特に哺乳類が死んだ時に出やすいので注意が必要だ。以前は漁獲量を「魚の死亡数」と言った例があったが、これは論外。

※『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』

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2017年11月21日 (火)

間違った言葉遣い⑥ 日本語のあれこれ(15)

文明開花?、黙否権?、破天候?、これらの言葉はテレビのニュース中継やバラエティ番組の字幕に出たものだそうです。今回もクスクスと笑いながら学びました。『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』からですが、第6章「なるほどと思わせる間違い」から一部をご紹介します。「発した言葉」と「字幕」の間違いです。

兄貴肌の監督
サッカー中継で耳にした表現。兄貴肌は聞いたことがない。選手より一回り上ぐらいだとつい言ってしまうのかもしれないが、面倒見が良く人から頼られる気性の男性に対しては「親分肌」という。

会社に席を置く
字幕にあった笑えないミス。「会社に籍を置く」が正しい。「籍」は名簿あるいは名簿に登録すること。椅子に執着があるのはわからないでもないが。

身体能力が強い選手
「強い・弱い」「大きい・小さい」「高い・低い」などの比較表現を誤用した文が時々見られる。身体は「強い」か「弱い」かだが、能力は「高い」「低い」と言う。身体能力が上回っていれば何をやらせても強いかもしれないが、この場合は「身体能力が高い選手」と言うべし。

タクシー待ちの人が路頭に迷う
2008年夏、オリンピックが近づいた北京で道路の混雑を緩和するため車両ナンバー末尾による車両の通行規則が始まったというニュースの中に、「タクシー待ちで多くの人が路頭に迷っている」というリポートがあった。末尾が奇数・偶数による総量規則で多くの人が自家用車を使えず、タクシー利用者が急増したために起きた現象なのだが、映像は多くの客が道路に溢れてタクシーを待っていると言うだけのものだった。「路頭に迷う」は生活の手段を失って困ることをいう慣用句であり、路肩で空車を探している人を表す言葉ではない。

※『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』

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2017年12月2日(土)≪第1回 ヒューマンリソースマネジメント勉強会≫
相手の行動を変える!人間関係をスムーズにする!『コーチングを活用したコミュニケーション能力・スキルアップ講座』 ~企業・教育現場・スポーツ会でのコーチング活用術をヒントにコミュニケーションスキルアップ!~(株式会社アークブレイン様主催)

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2017年11月12日 (日)

間違った言葉遣い⑤ 日本語のあれこれ(14)

「イグアナが自分で窓を開けた」は簡単に想像できてしまい笑えました。今回は『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』第5章「論理的でなかった間違い」から一部をご紹介します。きっと気づかずに私たちも使っていたりするのだろうと思えるもの満載です。

イグアナが自分で窓を開けた
「擬人化」も程々にという話。逃げ出したイグアナが捕獲されたニュースで「自分で窓を開けて逃げ出した」というコメント。飼い主はそう言ったかもしれないが、それをそのまま使って良いのか。「自分」は人間について使う語で、イグアナには使わない。また「開ける」という表現も疑問だ。意思があって開けたとは思えず、開いたのだろう。ここは「イグアナが触れたらカギがかかっていない窓が開いて逃げ出した」というぐらいの言い方か。動物でも学習能力があるサルなら「開ける」ことはあるが、それでも「自分で」という表現はためらわれるところだ。

首相、窮地回復急ぐ
2007年、農水相自殺後の与党側の対応をめぐる記事。「回復」は失ったものを取り戻すことをいい、「失地回復」のように使う。窮地は自分がいる場所であって「窮地脱出急ぐ」とすべきところだ。わざわざ窮地を取り戻そうという人はいない。

わいせつ教師は最多数を記録した
「最多数」という熟語はない。「最多」も「多数」もあるが、最も多いのならここは「最多」で良いだろう。不名誉な数字なので「記録した」も相応しいとは言えない。こんな数字を目標としてきたわけではあるまい。

台風の副産物
台風の高波で海岸に埋めてあったゴミが流出したことを「思わぬ副産物」と表現していた。しかし、ゴミは台風が作ったものではないので「副産物」はおかしい。ここは「置き土産」程度の表現か。

お気づかいなくお召し上がり下さい
あるインスタントのお吸い物の袋にこんな表現があった。「…多少不溶が残りますがこれはカツオ節粉末ですのでお気づかいなくお召し上がり下さい…」。「お気づかいなく」は確かに心配を払拭するための表現である。お吸い物を飲む人はが抱く心配(溶けなかった茶色い粉は何だろうという不安な気持ち)を取り除くために、お吸い物を作った会社が口にする言い方ではない。フレーズとして丁寧な言い方をしても、間違って使っていてはいつまで経ってもきっと苦情は減らない。「安心してお召し上がりください」が適当なところだろう

※『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』

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2017年10月31日 (火)

間違った言葉遣い④ 日本語のあれこれ(13)

今回もクスクスと笑ってしまいます。引き続き辛口のコメント満載ですが、勉強になることも山盛りです。『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』第4章「かなり恥ずかしい間違い」からです。失言してしまったご本人は本当にあとになってからかなり恥ずかしいでしょうね。

紆余屈折して生きていた
テレビ番組のトークで出たゲストの言葉だが、正しい四字熟語は「紆余曲折」で、使い方は「……があって」「……を経て」となる。四字熟語を半分だけ覚えるくらいならいっそのこと忘れた方が良い、という例

遅きに帰したと思います
2007年の横綱 朝青龍の謝罪会見についての街頭インタビューで字幕にも出た間違い。答えた人が間違えたのだが何も字幕をそのまま出すことはない。「無に」「帰す」だが、「遅きに」とくれば「失する」が慣用句。間違った言い方をしているインタビューは使わない方が良いのだろうが、使わざるを得なかったからといって字幕まで道連れにして間違えてはいけない。字幕は「遅きに失した」と正しい文で出すか、発言者の主旨を伝える文に直して出せば良い。

災害のお備えは如何ですか
集中豪雨のニュースが相次ぐ中で情報番組の司会者から「お備え」と言わられてしまった。災害者の映像を見せられて気の毒に思い、つい出てしまった「お備え」かもしれないが、「おそなえ」という音は「お供え」のことだ。何にでも「お」をつけて美化すれば良いというものではない。「備えは如何ですか」がいやなら、動詞にして「被害に備えていらっしゃいますか?」と言えば良い。

しんしんと雨が……
「しんしん(深々」は「ひっそり静まり返る」「寒さが身に沁みる」場合に使う副詞で、深々と更けるのは「夜」、深々と降るのは「雪」。雨が静かに降っている様子は「しとしと」という副詞で表す。

断腸の極みです
警察官が死傷した愛知・長久手の立てこもり事件(2007年)の記者会見冒頭で、県警幹部が「警察官の殉職一人、重傷一人を出したことは断腸の極みです」と述べた。「断腸」は、子を失い悲しみのあまり死んだ母猿の腸が細かくちぎれていたという故事からきた言葉で、これ以上にないほど悲しいことをいう。「断腸」そのものに極限の意味が入っているので、「痛恨の極み」とは言うが「断腸の極み」とは言わない。この場合は「断腸の思いです」というべきだったが、間違えた言い方でもそれを伝えなければならないメディアにとっては痛恨事だったに違いない。

※『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)』

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2017年11月9日(木) 土下座事件に代表される増殖するクレーマーにも決して負けない!『優良顧客へ導くクレーム対応力アップの実践』~クレームを言う心理とタイプ別対応法~ (株式会社アークブレイン様主催公開セミナー) 

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2017年10月21日 (土)

間違った言葉遣い③ 日本語のあれこれ(12)

今回も『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社) からですが、やはり辛口コメントで興味深いです。クスッと笑えるものも沢山あります。なんとなく違和感を覚えていた言葉がなぜ間違いなのかとても分かりやすく説明されています。最近、山本はMC(司会)の仕事を地元でさせていただく機会が増えていますので大変勉強になり改めて「気を付けよう!」と思いました。第三章 「申し訳ない間違い」から一部抜粋、気をつけたいポイント満載です!

積み残しの客
年末年始の混雑を伝える際に満員で乗れなかった人をこう表現するが、客を客とも思わない言い方ではないか。荷物ならともかく人間のことを「積み残し」というのは適切ではない。「乗れなかった人」などと言い換える。

進化する振り込め詐欺の手口
「詐欺」は偽りあざむいたり、金品などを騙しとったりすること。「進化」は進歩し発展することで、プラス方向の言葉。詐欺に使うには違和感がある。詐欺の手口は「悪質化」か、緩めても「巧妙化」まで。進化という表現は「立派な犯罪」と同類(立派な犯罪については前回号に記載)

晩年
「晩年」は故人にしか使わない。引退したスポーツ選手へのインタビューで現役最後の頃を「晩年」と表現した人がいたが、目の前で話している人を故人のように言うのは失礼を通り過ぎている。

家がきれいに燃えた
他にも「さくらんぼがきれいにもぎ取られた」「見事に盗んだ」「津波で住宅がきれいになくなった」とう表現が電波に乗った。いずれも不適当な表現だが、こういう言い方を聴かされていると、いつの間にか自分の口からも出てしまうことがあるので気を付けよう。

スポーツ界が揺れた
澤穂希選手がFIFA女子最優秀選手に決まった日の夜、スポーツニュースでこの表現。スポーツ話題を一人占めしたのは間違いないが、「揺れる」は不祥事があった時などに使うのが普通で、ここは「沸く」というのが常識。このように逆の印象を与える動詞をためらうことなく使ってしまうのは大きな問題だ。

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2017年10月 6日 (金)

間違った言葉遣い② 日本語のあれこれ(11)

今回は『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社) 第二章 「見過ごしてしまう間違い」からです。辛口のコメントもあって、クスッと笑ってしまったり、「そうそう」とうなづいたり興味深く拝読しました。以前、山本は動画撮りをしていたところ、「床にブラウスを投げて、踏みつけて」のフレーズをなぜか「床にブラウスを投げて、踏み倒して」と言ってしまい、笑いが止まらず何度も撮りなおしをしてもらいました。ちなみに「踏み倒す」は「借金」や「勘定」を払わない時に使う言葉ですね。(※~※原文そのまま)

立派な犯罪ですね※
「立派な」は美しいこと、見事なこと、優れていること。そんな犯罪があるわけがない。「れっき(歴)とした犯罪ですね」という。「歴」は「歴然」という語に見られるように、はっきり区別されている様子。「自動車の不正改造は立派な犯罪です」のように、国や業界団体が作った犯罪防止のCMにまで「立派な犯罪」が出てきたが、立派と言っているようでは犯罪防止できないだろう。

違和感を感じた
「違和感」は「覚える」が適切な述語。「違和感を感じる」は重複表現。「違和感を覚えた」「違和感があった」などの表現にする。同様に「感じる」を使った重複表現として「危機感を感じる」「幸福感を感じる」「達成感を感じる」などを耳にする。これらはそれぞれ
「危機感を感じる」 → 「危機感を持つ
「幸福感を感じる」 → 「幸福感に浸る
「達成感を感じる 」→ 「達成感を味わう

中継が繋がっています
繋がっていることが中継であり、これは重複表現。「〇〇から中継です」「〇〇さんと中継で話します」と言えば良い。繋がっていなければ中断。

体操で難易度の高い技
体操は難度という。「やさ(易)しさ」の度合いは問題にしていないので「難易度」はあり得ない。技を競うことは「難度」を競うことなのに、それを「難易度」と言ってしまうのは偏差値教育に慣らされた結果か。

~したいと思います※
「思います」を連発して何を表すのか。謝罪会見で「深くお詫び申し上げたいと思います」という人が多い。「思っているならいつ詫びるのか」と思って見ると、その直後に並んで起立して頭を下げている。それなら「思います」ではなく「お詫びいたします」で良いのではないか。後ろに付ける「思います」は謝罪の当事者意識の薄さを漂わせるだけに終わる。物事の開始直前に言う「始めたいと思います」は「始めます」、事態が切迫している時に呼び掛ける「厳重に警戒してほしいと思います」は「厳重に警戒してください」で良い。周囲に配慮したつもりのぼかしでも、不要な言葉の上塗りは意図を十分に通じさせなくするだけだ。

※『きょうから直したい言葉遣い~この間違いに気づくと目が覚める~』(小塚博著/文芸社)

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