マーケティング・その他

2018年10月25日 (木)

上を向いて、笑顔でいるとポジティブ思考効果は抜群!

被験者の学生に鉛筆をくわえさせて、漫画を読んでもらいます。

Aチームの学生は、
鉛筆を横向きにくわえてもらう →笑顔の様な表情になる

Bチームの学生は、
鉛筆を縦向けにくわえてもらう →不満げな表情になる

結果
Aチームの方が、Bチームよりも多くその漫画を「面白かった」と答えた。つまり、「笑顔」で取り組むと、物事を楽しむことができる。

顔の筋肉を使わず道具を使って物理的に笑顔にした。それでも、私たちの脳は「楽しんでいる」と錯覚してくれるのです。なかなか笑顔になれないという人は、せめて笑顔の形だけでも笑顔にしてみませんか。

引用:『図解モチベーション百科』(池田貴魔将著/サンクチュアリ出版)
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9月の全米オープン女子テニスの決勝戦でのこと

大坂なおみ選手が決勝戦でセレーナ・ウィリアムズ選手との戦いの祭の出来事でした。ラリーの末、セレーナ選手にネット際にボールを落とされてしまい、お手上げ状態だった場面で大坂なおみ選手は最初首を横に振り、「もう駄目」と言うように暗い表情で下を向きました。ところが、その直後に上を向いて、口を横に広げて歯を10本ほど出してニコッと笑顔を故意に作ったのでした。

正に上記実験のA被験者チームのように筋肉をわざと動かして笑顔をつくったのです。結果は粘り強さのあるプレーで、大坂なおみ選手が優勝したのは皆さんの記憶に新しいところだと思います。

そして、笑顔と同様に上を向くのも効果的と言われています。上を向くとポジティブな気分になると言う実験結果もあるぐらいです。私たちは下を向いている時よりも、上を向いている時の方が、楽しい気分になるそうです。落ち込んだときは、大坂直美選手のように上を向いてニコッと笑顔づくりをしてみましょう。

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2018年8月28日 (火)

言葉を書き出して、頭に入力する習慣を身につける!

前回は『「手書きする」と目標達成率は飛躍的上がる!』と題して、書くことの効用について記しましたが、今回も書くことの凄さをこのお話から学ぶことが出来ました。
『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』(佐々木 亨著/扶桑社)からご紹介です。

父と息子。
その関係は、ミニサイズのキャンパスノートでもつながっていた。表紙に「野球ノート」と書き込まれたノートは、父と息子の野球における交換日記のようなものだった。徹さん(大谷翔平選手の父)がその日の評価やアドバイスを書き、祥平は試合での反省や今後の課題を記した。「たぶん小学校5年生ぐらいまで続けましたので、2~3冊にはなったと思います」。略

「試合から帰ったら、今日はこういうプレイができた。3回まではいいピッチングができた。あるいは高めのボール球に手を出したとか、ボール球を打ってフライを上げたとか。そういった試合での良かったことや悪かったことなどをノートに書かせていました。そこで大事なのは悪かったときに次に何をすれば課題を克服できるのかを考えて行動に移すことだと思っていました。

エラーや三振はある。その反省から自分がどういう取り組みをしていくのか。それらを字で書き残す事によって、しっかりとやるべきことを頭に入れてほしかった。つまりは、練習における意識付けですね。野球ノートを始めた一番のきっかけはそこにありました」ノートには、ほとんどの頁に書き込まれている徹さんのこんな言葉がある

一つ目は「大きな声を出して、元気にプレイする」略
2つ目は「キャッチボールを一生懸命に練習する」略
3つ目は「一生懸命に走る」略

父の思いは、23歳になった祥平の心の奧に、まだ生き続けている。
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●今や時の人となったアメリカ大リーグ ロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷祥平選手も子供の頃から書くことをずっと続けていたようですね。

そう言えば、テレビに映る大谷祥平選手はいつも明るく元気な印象です。ベンチでは同僚と笑顔で楽しそうに話している姿が目に入ってきます。一生懸命に走る姿は見ていてとても心地良いものです。大リーグで活躍できるまでになったのは、子供の頃の「野球交換ノート」で学んだことの実践をきちんと積み重ねてきたからなのでしょう。

「ローマは一日にしてならず」の諺が頭を過ります。

やるべきことのリストはスマホやパソコンではなく、山本も手書きをするようにしています。書くことで脳に強い意識づけをしています。「書く」と言えば3年前から就寝前に「感謝ノート」なるものを書くようになりました。感謝の心が育つように、その日の出来事から感謝する事柄を5つ書きだすようにしています。皆さんもアナログ式「ノートに書く」を活用してみてください。

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2018年7月 5日 (木)

「手書きする」と目標達成率は飛躍的に上がる!

皆さんは手書きをどのくらいされているでしょうか。山本はパソコンやスマホに文字を打ち込むことがほとんどで書くことが少なくなりました。困るのは研修や講演の際にホワイトボードにいざ書こうとした時「ん?手ヘン、それとも木ヘンだった?」と、マジックを持った手が一瞬止まることがあることです。読めても書けないことが多くなってきました。脳の退化が感じられますが、今回は『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』著書に「手書きする」ことの効力について分かりやすく書かれてあったのでご紹介します。

手書きのリストでなければならない、これだけの理由※
ドミニカン大学カリフォルニア校で心理学を教えているゲイル・マシューズ教授が、267人の参加者を集めて、目標の達成率に関する実験を行った。目標を手書きしたときの達成率と、キーボードでタイプしたときの達成率を比べたのである。すると、手書きするだけで、達成率は42%も上がることが分かったという。

手書きする時に必要な指の動作はなんと1万種類
文字をキーボードでタイプするときに必要な指の動作は、8種類しかない。だから脳でも、その8種類の動作に対応する神経しか働かない。しかし、手書きするときに必要な指の動作は1万種類もある。そのため、脳で働く神経もずっと多くなる。手書きが目標の達成率に大きく影響するのは、このためだ。

キーボード打ちは書かれた本を読む、一方手書きは体験を胸に刻む
手書きすると、目標を達成したいという思いが強くなり、一生懸命に取り組むようになる。コンピューターのキーボードで目標をタイプしても、たしかに効果はあるのだが、それはスポーツカーを持つという体験が、いかに刺激的かについて書かれた本を読むようなものだ。目標を手書きするのはアルプスでスポーツカーを試乗し、その体験を胸に刻み込むのに似ている。目標に対する思い入れがぐっと強くなり、達成意欲が飛躍的に高まる。手書きすると網様体賦活系、通称RAS(Reticular Activating System)が活性化され、目標のことを考えていなくても、RASの指示を受けた潜在意識が目標達成に向けて働きだすようになる。

※『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』(アラン・ビーンズ&バーバラ・ビーンズ著 市中芳江(訳/サンマーク出版)

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2018年3月23日 (金)

「関東」と「関西」の違い「関西弁、どうして言葉を重ねて言うの?」

甘いもの好きの山本はスーパーマーケットで、毎回ついついスイーツ売り場へ足を運んでしまいます。「その一口が豚の元」と分かっていてもこれだけは止められません。「和菓子」、「洋菓子」関係なく売り場をまんべんなく2巡くらいします。季節柄、最近よく目にするのが「桜餅」ですが、関西から関東へ引っ越した当時は「えっ、桜餅がない!」、と驚きました。販売されているのは見たことのない形の異なる「長命寺」だったのです。関西で育った山本は桜餅と言えば「道明寺」ですが、今ではどちらもよく見かけます。

職業柄「言葉遣い」はとても気になるのですが、関東と関西の違いについて『「関東」と「関西」面白比較本』からご紹介します

関西弁、どうして言葉を重ねて言うの?※
「明日、飲みに行かないか?」と東京で誘えば、たいてい「いいねぇ」とか、更に話題を進めて「どこへ?」といった会話が成り立つ。これが大阪で「明日のみに行かへんか?」と誘われると、まず「行こ行こ」と二つ返事があるはずだ。まさに「二つ返事」で、同じ言葉をねて言うのが関西弁の大きな特徴である。

相手に話しかけられると答えを必ずに度繰り返す
「ゆうべの阪神巨人戦、見たか?」「見た見た」
「あの社長秘書、もう恋人いるらしいな」「聞いた聞いた」「知ってる知ってる」
「今日はえらい冷えるなぁ」「うん、ほんま寒い寒い」
せっかく話しかけられたのだから、その好意に応えるために熱意を込める結果だろうと考えらえている。大阪人のサービス精神なのでしょうか。

●そう言えば、山本が日本語教師時代、同僚のイタリア語を教えていたイタリア人の男性もよく二度言葉を重ねて言っていたのを思い出しました。彼は「チャオ、チャオ」、「ボンジョルノ、ボンジョルノ」返事も「si~、si~」と。大阪人とイタリア人、熱いところが似ているのでしょうか。

※『「関東」と「関西」面白比較読本(日本博学倶楽部/PHP文庫』

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2018年4月20日(金)『クレームを言うお客様の6つの心理とケース別電話対応手法』~あなたで良かった!不満を信頼に導く現場対応力~(株式会社アークブレイン様主催公開セミナー)

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2018年2月26日 (月)

本当に好きなことをして脳の若さを取り戻そう

前回のブログでは「ほめる」と「叱る」のメカニズムで「強化学習」と「恐怖学習」について書きましたが、たまたま図書館で手に取った雑誌に脳科学者の茂木健一郎氏が「強化学習」についてお話されているのを見つけました。「強化学習を繰り返すことにより、思考の老化を防ぎ、いつまでも若々しい脳を保つことが出来る」の魅了的な言葉に引き寄せられ、元気をいただきました。今や超高齢社会、100歳まで生きる時代に突入しましたが、同じ年を重ねるなら「若々しく」生きたいものですね。

思考力を強化するカギは「達成の喜びにあり」※
年齢を重ねると脳は衰える、と言うのは大きな誤解。脳は何歳からでも育てることが可能。キーワードは「達成」。脳は何かをするたびに、どんどん成長していく。学生時代、一生懸命に考えて問題がやっと解けた時、「できた!」「わかった!」とう喜びでいっぱいだったはず。この時、脳の中ではドーパミンという物質が分泌されています。ドーパミンとは快感を生み出す脳内物質。脳はこの時の喜びが忘れられずことあるごとにその快感を再現しようとする。そして、もっと効率的にドーパミンを分泌するため、脳内では神経細胞がつながりあって、新しい神経回路が生まれる。つまり脳が成長するのである。

アクティブラーニングで脳を楽しみながら鍛える
アクティブラーニングとは、「能動的な学習」を意味する。仮説を立てたり情報を集めたりして主体的にその解決策を探っていくというもの。楽しみながら取り組んだほうがドーパミンは分泌されやすいので、自分が好きで熱中できるものがいい。たとえば、コーヒーが大好きでより美味しいコーヒーを求めて知識を吸収。すると次々と「そうだったのか!」と発見がある。楽しみながら学んでいくたびに、どんどん脳が強化されていく。

「人に見せる」ことで脳が活性化する
ここで大事なのは得た知識をそのままにせず、新たな視点でアプローチすること。作成した資料などを見た人が喜んでくれたら、作成者はドーパミンが分泌され、思考回路がますます強化される。無駄を省き、自分が興味のある事だけに取り組むことは、脳のアンチエイジングにもつながる。

●脳は何歳からでも育てることができる、若々しい脳、脳の強化、脳の成長、アンチエイジングなど、魅力的なキーワードがいっぱいでした。自分の好きなことを楽しみながら行い、達成感が味わえたら、脳は更に活発になり脳が成長するというメカニズム。まさに一石二鳥ですね。にぜひこのサイクルで更に脳の成長を促しましょう。

※THE 21 2018年2月号

2018年4月6日(金)~明日から現場で活かせる!自ら考え動く、自律型のビジネスパーソンへ!『やる気と気づきを引き出す「新入社員研修」』(株式会社アークブレイン様主催公開セミナー)

2018年3月9日(金)『知っているつもりから脱却!信頼とチャンスを掴むリーダーのビジネスマナー実践講座』(株式会社アークブレイン主催公開セミナー)

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2017年7月18日 (火)

助数詞(ものを数える単位) 日本語のあれこれ(2)

前回に引き続き助数詞ですが、本当に助数詞は迷宮です。家だけでも 1戸(こ)、1軒(けん)、1棟(むね、とう)、薬は1錠(じょう)、1カプセル、1服(ふく)、1包(ほう)、薬に包んだ散薬は1貼(ちょう)花びらは1片(ひら、へん)、1枚(まい)です。今回も教師と生徒の面白い会話のご紹介です。

先生:例えばイスは「脚」
生徒:じゃあ、便器は?
先生:君の人生で便器を数える機会が?(こころの声)

回答:便器は一据(ひとすえ)金庫と同じ。尚、便器の形状から「穴」と数えることもある。また公園の公共の場に設置されているものや工事現場の仮設トイレは「基」(数え方単位辞典)

先生:ふたつまとめて数えるものもあります。(靴下左右で1足
生徒:はい、先生!!パンティストッキングは繋がっていますが、一足ですか。
先生:…うん。
生徒:じゃあ、手ぶくろは
先生:それはね…え~と、え~と一双!!(いっそう)
生徒:スキー板は?
先生:宿題にさせてください。
回答:二本で一台

生徒:キングギドラは頭が3つあっても一頭ですか?
先生:見たことないからわかりません。

●キングギドラを調べたところ、様々な回答がありました。
ヤフーのベストアンサーでは、「キングギドラは身体全体で一頭と数えますよ。そして、映画の制作の裏話で、キングギドラの頭には名前があり、正面向かって左から「のぞみ・かなえ・たまえ」とどこかで聞いたような名前が付いてあります」その他にはしっぽで数えて「一尾」「一個体」「一体」がありました。

先生:最後の質問です。人間はなんと数えるのでしょうか。
生徒:匹!!だって辞書に「男一匹」って!

※男一匹とは?一人前の男子であることを強め、また自負していう語。「男一匹約束はたがえぬ」(デジタル大辞泉)

単位が変わると数字自体の読み方も変わります。
1枚(いちまい)・2枚(にまい)・3枚(さんまい)
1皿(ひとさら)・2皿(ふたさら)・3皿(みさら)。6皿(ろくさら)は「むさら」とは言わない。

引用:先生と生徒の会話は『日本人の知らない日本語』(蛇蔵&海野凪子著/株式会社メディアファクトリー)から

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2017年7月10日 (月)

助数詞(ものを数える単位) 日本語のあれこれ(1)

昨日は柏市教育委員会様が主催する「トップアスリートによる講演会」の司会を担当させていただきました。講演者はジャーナリストで大阪芸術大学教授でもいらっしゃる増田明美さんでした。講演は情熱が溢れていてユーモアたっぷり。とても魅力的でした。また、面白おかしくテンポの良いおしゃべりの中に心に響くエピソードもふんだんにあり元気と勇気をいただきました。

そんな一日でしたが、山本は司会の時、研修以上に“言葉”に気を付けます。日本語は一つの単語でも敬語が幾通りかあったり言い回しなど、どの言葉をチョイスすれば適切なのかイベントや講演の内容に合わせて選ぶようにしていますが、思い出しました!日本語教師時代を。コールセンター勤務の前は国内で外国人に日本語を7年間教えていました。今回からは日本語のあれこれについて書いていきます。

生徒さんから飛んでくる質問は、それはもう難解で…
山本はいつも頭を抱えていた気がします。沢山のエピソードがありますが、漫画で「日本人の知らない日本語」の著書を久しぶりに見返してみました。すると、そう、そう!そうでした!と共感できるものが山のように出てくるではありませんか。私の体験と照らし合わせてその中からもご紹介します。

特に苦手だったのは、「~なんです」と「~です」の違いや、りんごは「一個」でにんじんは「一本」などの助数詞(ものを数える単位)です。助数詞は英語やドイツ語にはありません。外国人の方にとっては覚えるのがとても難しいのですが、今回はそんな助数詞についてです。

先生:細くて長いものは「一本」と覚えましょう。
生徒:じゃあ蛇も「一本」ですね。
先生::蛇は「一匹」です。動物ですから。日本人は「生物」か「無生物」かで数え方を分けるんです。

先生:大きさによって変わる場合もあります。像は「一頭」、ねずみは「1匹」、他に大きさで呼び方が変わるものを知っていますか?
生徒:ブラジャー AとかBとか
先生:(う~ん、それはサイズだ~)。がそうです。大きいのは「隻(せき)」、小さいのは「艘(そう)」
例外:競艇ボートは「艇」
引用:『日本人の知らない日本語』蛇蔵&海野凪子著/株式会社メディアファクトリー

●上記のような会話が日常茶飯事続きました。魚は一尾、一匹だし、馬は一頭ですが、人が乗ると一騎に変わります。映画や電車は1本たらこなんて一腹ですから、助数詞のない国の人はそりゃあ頭の中は混乱しますよね。山本の場合は日本語教師になりたての頃、うさぎの数え方でつまずきました。

生徒:先生、ウサギは?
山本:一羽、二羽です。※
生徒:どうしてですか~?大きくない動物ですよ。
山本:(う~ん)、それはぴょんぴょん飛べるからです。
なんともお粗末な答え!
注:現在は一匹でもいいようです。むしろそちら方が増えてきているように思えます。

※これには諸説あるようですが、獣(けもの)を口にすることができない僧侶が二本足で立つウサギを鳥類だとこじつけて食べたためだという説や、ウサギの大きく長い耳が鳥の羽に見えるためだとする説などです。次回も助数詞になりそうです。もう沢山あっていつ終わるのやら…

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2017年4月14日 (金)

似鳥会長(ニトリホールディングス)の奇想天外なお話

日本経済新聞の私の履歴書の連載その後『ニトリ成功の5原則』を拝読したところ、似鳥会長は新聞の連載には書けなかったことをご本に書かれています。高校受験は裏口入学、短大入試は替え玉受験、とても信じられないことが続々と出てきます。今回は似鳥会長の大学と卒業になるまでをご紹介します。

勉強大嫌い、成績表は5段期中の1と2ばかり
お母さんには「成績ってのは、1が一番よくて、その次が2だ」と嘘を言い、お母さんはそれを信じて息子は勉強が良く出来るとご近所に言いふらしていたのです。ご近所の方は何年間もお母さんに本当のことを言わなかったのですが、ある時「1が一番最低だ」と言った人がいて学校の先生に確認しに行き嘘がばれたのでした。

お母さんが叱ったのは成績のことではなかった
お母さんは「親をだました」と泣いて怒り、似鳥会長を叱り叩きました。それは成績が悪かったからではなく、嘘をついたからでした。勉強が出来なくてもケンカが強く学校のボスだったらまだ見込みがあるのですが、落第生の上にいじめられっ子でもあって、小学校でも中学校でもいつもいじめられていたのです。

校長先生に俵一俵送り、高校は裏口入学
私の履歴書には書けなかったようですが、高校は受けた学校を全部落ちてしまい、ヤミ米屋をしていたお母さんが最後に落ちた高校の校長先生に米俵一俵を送り補欠合格し入れてもらったのでした。高校に入ったものの勉強はまったく分からず試験のたびにカンニング、いつもギリギリの成績で進級をしていました。

そして、短大受験は替え玉で乗り切った
4年生の大学は全部落ちてしまい、似鳥会長は短大に入学しました。しかし、勉強が出来なかったことからなんと替え玉受験をして合格したのでした。大学時代は学費も生活費も自分で稼げとお父さんから言い渡され、授業にはほとんどで出ずにアルバイトばかりして過ごしたのでした。

●奇想天外な似鳥会長の幼少期から大人になるまでのお話でしたが、子共の頃は本当に勉強嫌いで落ちこぼれだったようです。でも、そんな子供時代があったとしてもその後の頑張りで成功を導いたのですから、勇気と希望をあたえてくれますね。

※出典:「ニトリの成功の5原則」

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2016年12月26日 (月)

8年間『木の葉ブログ』を書き続けた回想と、今後の取り組みについて

2008年12月23日に当ブログはスタートしました。当初は週1回で、2012年5月より週2回のペースに切り替え、前号で670回の投稿となりました。振り返ってみると、よくぞここまでとの思いがある一方で、これまでのペース、内容で書き続けるには、情報ストックが不足気味であることにも気づかされています。

実は、前回までシリーズで書いた「発想法」に登場する事例の多くは、ブログ筆者が研修の場で披露してきたものです。研修のテーマは様々でも、充実したビジネスマン生活を送るためには、豊かな発想力が武器になるとの筆者なりの考え方から、座学の合間に面白おかしく、多くの人が知っているであろう素材を取り上げてきました。

そのような事情もあり、少し材料を追加すれば、それほど負荷がかからず纏められるのではないかと楽観視していたのです。ところが、体系だった(ブログ筆者レベルでのことではありますが)ものを仕上げるのには、相当のエネルギーが必要なのだということを思い知らされました。そして、8年という時間の重みも・・・。

本ブログには、かなり古い文献からの引用があり、読者からカバー領域が広いとお褒めの言葉を戴いたりしたこともありますが、それには2つ理由があります。ひとつは、研修講師を目指して勉強していた会社勤め時代のメモがかなりあったこと。そしていまひとつは、図書館のリサイクルコーナーから良書の発見を心がけたことです。

以前のストックが、これほど役に立つとは正直思っていませんでしたが、大いに助けられました。そして、自分が目指してきた方向が間違っていなかったと、勇気づけられもしました。しかし、在庫は積み増しをしなければ減るのが必然。そして思い知らされたのは、豊かな情報ストックが、発想力を後押ししてくれていたということです。

以上を踏まえ、ブログ筆者に心境の変化が生じました。それは、自分なりに愛情を注いてきたブログを継続するためには、少し肩の力を抜いた方がよいだろうということです。これまで当ブログは読みやすさを優先し、極力40字4行表現を貫いてきましたが、筆者の筆力からするとこの体裁を整えるにはかなりのエネルギーを要します。

そこで新年からはスタイルを変え気楽に筆者の研修でのあれこれやリアルな経験談、また日常感じたことなどを交えて書くようにします。しかし、今後もお役に立てる情報を発信し続けることには全く変わりありません。更新も不定期に書き進めるため温かいコメントを寄せていただいた読者の皆様には期待に沿えず心苦しい限りですが、何卒、引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。

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2016年12月22日 (木)

成功例応用法を教えてくれる『クリエイティブの処方箋』(2) 発想法(27)

オズボーンのチェックリストは、発想のヒントを9つのカゲゴリに分け、4~8程度のシチュエーションを示すことで、これまでの知識・経験からアイデアを思い付かせる方法といえます。これに対して『クリエイティブの処方箋』は発想に行き詰ったとき、クリエイティブな思考による発見、起業の成功例をヒントにしようというものです。

大恐慌時代、他業者と正反対の行動で覇権を握ったケロッグ
1920年代の後半、ケロッグ社は朝食のシリアル製品で商売していた競合数社のうちの1社にすぎませんでした。やがて世界大恐慌が起き、他の会社は当然と思われる措置をとりました。経費と広告宣伝費を抑えたのです。景気後退時は長期的な可能性に目を向けるより、短期的な影響を最優先に考慮すべきだと考えられていたからです。

ところが、ウィル・ケロッグは、理に適わない判断をしました。宣伝広告費を2倍に増やしたのです。彼はこう考えました。大恐慌にはなったが、それでもみんな朝食は食べるだろう、と。財務の専門家から予算を削れと言い続けられながら信念を貫いた結果、大恐慌が終わるころには、ケロッグは他を圧する存在になっていたのです。

1日を24時間ではなくて26時間として生活を始めるとどうなるか
ロスアラモス国立研究所勤務の科学者たちは、困っていました。優秀な同僚のミッチェル・ファイゲンバウムが、1日を24時間ではなくて26時間として生活を始めたからです。ファイゲンバウムの1日の生活は、同僚たちの1日からずれ始めました。日没とともに起床すると、みんなが夕食を食べる時間に朝食の席に着くことになります。

ファイゲンバウムはカオス理論を研究していたので、日常生活に無作為性を導入してみたのでした。1日26時間の生活を送りながら、彼は伝統的な科学思考もやめることにしました。こうした破天荒な行動が、ランダムに振る舞う何らかのシステムが実はある法則性に従っているという(カオス)理論を組立てるきっかけになりました。

ジョブズは、アップルという会社を芸術と高度演算の交差点として捉えた
スティーブ・ジョブズは、決して豊富ではないデザインの知識を駆使して結果を大きく変えられる人でした。独自性の高いスタイルはアップルの代名詞になりました。競合他社が技術的な側面に注力しているとき、ジョブズは外見にこだわりました。iMacシリーズが発表されるまで、コンピュータというのは見るも不恰好なものでした。

パソコンを市場に導入したのはIBMでした。スマートフォンも最初に作ったのはノキアでした。これらからも明らかなように、アップルは技術革新の先頭を走る会社というわけではありません。ジョブズは、技術とデザインを分けて扱うことをやめ、他社のアイデアをつくり変えることでアップル製品に、華麗なスタイルを与えたのです。

参考文献:『クリエイティブの処方箋』(ロッド・ジャドキンス著/フィルムアート社)

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